ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年モーグリを主人公に、自然の掟と共に雄々しく生きる者たちの愛や憎しみ、喜びや悲しみを謳いあげる感動の生命の讃歌『ジャングル・ブック』。この夏、「パイレーツ・オブ・カリビアン」のディズニーが贈る、“生きる力”があふれ出す奇跡のエンターテイメント巨編が、8月11日(木)日本公開となる。
主人公の少年モーグリ以外は、壮大なジャングルや表情豊かな動物たちがすべてCGで表現された本作は、その脅威の映像美とモーグリの感動的な成長ストーリーが話題となり、全世界興収10億ドル(約1000億円)に迫る大ヒットを記録中。この度、実力派アーティストとして話題沸騰中の最強女子高生ボーカルグループLittle Glee Monsterが、本作のキャンペーンソングを担当することに決定した。

“ガオラー”というファンの名称まであり、もはや社会現象となっているリトグリ。大型夏フェスでの歌唱や、多数の著名アーティストとの競演を果たす今や飛ぶ鳥落とす勢いの6名が歌うのは、本作はもちろん、ウォルト・ディズニーの遺作となったディズニー・アニメーション『ジャングル・ブック』でも、キング・ルーイが歌う「君のようになりたい」。数々のディズニー作品の音楽で知られるオスカー受賞者シャーマン兄弟作詞作曲により、50年もの間世界中から愛され、たくさんのアーティストがカバーしてきた楽曲だ。今回、現代版にアレンジしたリトグリによる“新たな”「君のようになりたい」として本作のTVスポットの映像にも使用される。
ディズニーの名曲を歌う上で芹奈さんは、オファーを受け、嬉しい反面、緊張したと明かすが「モーグリに語りかけるようにレコーディングしました」と収録を振り返る。manakaさんも「映画を観て、気持ちが楽しくなりました。深いメッセージもあったので、「楽しい気持ちを忘れずに、でも芯はブレずに伝えたいね。そして、“君になりたい”というメッセージをしっかり歌おう」と6人で心掛けました」と劇中では、「君のようになりたい」は人間のような支配力を欲する巨大類人猿キング・ルーイが歌うことからも、しっかりとその気持ちを歌に込めたことを明かす。
更に、MAYUさんは「この曲は楽しんで歌うのが、一番です。1人でももちろん楽しいですが、お友達とかと大勢で歌ってもらえたら楽しいと思います」と、続けてアサヒさんが「笑顔で歌うと楽しいので、みんな笑顔で歌ったら楽しいと思います」と6人で歌った楽曲が、とにかく楽しい曲であることをアピールする。

作品については、麻珠さんは「自然と涙が出てくるシーンがたくさんあって、自分に自信が無かったり、不安や悩みを抱えている方が作品を観たら、自分はどう生きれば良いのか、改めて考えさせられる作品だと思いました」と、かれんさんは「何回も観たくなる映画だなと思いました」と感想を語る。
様々な経験や出会いを通じて自身の生き方を模索し始めた主人公モーグリが、ジャングルを変えていく様を、最先端の技術で描き出す壮大な物語。小さなモーグリを守ろうとする動物たちと、愛する彼らを守ろうとするモーグリとの間で結ばれる命を懸けた強い絆は、見るものの魂を深く揺さぶるだろう。さらにリトグリが歌う楽曲のように時代を超越したご機嫌なサウンドにも心を奪われること間違い無しだ。

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執筆者

Yasuhiro Togawa