7月30日より渋谷ユーロスペースほか全国順次公開する、新鋭監督の長編デビューにして昨年の東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門・作品賞受賞、映画『ケンとカズ』の初出しビジュアル多数の著名人から絶賛コメントが寄せられました!!
芸能人が薬物使用で逮捕されるニュースがあとを絶たない現在、中毒必至のドラッグムービーがインディペンデントから現れた!

監督・脚本・編集は本作が長編デビューとなる小路紘史。海外映画祭で上映を重ねた同名の短編版(2011)を基に、全員新人のスタッフ・キャストによる自主制作で長編映画化しました。現代のトレンドニュースともなっている覚せい剤密売の様子を関係者からの取材でリアルに描き、裏社会でしか生きられない男たちの悲劇を強烈でストイックに描いた。

今回解禁された場面写真では、狂犬で暴力的な主人公カズと血を流すケン。思いつめた表情の弟分テルの表情が見てとれる。
新バージョンのチラシには、新人監督の長編デビュー作とは思えない衝撃の本作を体験したあとの驚きと興奮、惜しみない賞賛のコメントが著名人から多数寄せられている!!

【コメント一覧】

登場人物が、皆それぞれ固有のリアリティに満ち満ちているのに感心した。《覚醒剤密売に関わる最低最悪の人間たち》が、何故か「愛おしく」なってしまうのだ。過剰なクローズアップカットの連打も決して上滑りせず、観る者を《未知なる映画の世界》に引っぱり込んでくれる。「必見の新作!!」だろう。    
長谷川和彦(映画監督)

たまらない こんな邦画が観たかった
斎藤工(俳優) ※ブログより引用

一度観て、このバイオレンス大盛り具だくさん、このノワール塩分の濃度、私の大好きな韓国映画っぽいと思ったが。二度三度と観たら、この出汁のきいた詩情、まぎれもなく日本映画だった。
岩井志麻子(作家)

ケンとカズの間に漂う、殺伐としながらもかけがえのない関係性。
特にカズからケンへの“報われぬ思い”が、、
今どきの言葉で言えば“BL”的でもあって、大いに泣かされたよ。
松崎まこと(映画活動家/放送作家)

将来巨匠と言われるべき監督の長編デビュー作。
『ケンとカズ』は、地上波放送は出来ないだろう。
設定や物語も平凡だろうし好ましくない。
あえて、そこを選んでいるとしか思えない。
この題材で、この設定で、どれだけ出来るのか?
テレビの極北。
監督、スタッフ、キャストの若き魂は映画の力を試している。
漲る才能は否定出来ない。

水道橋博士(浅草キッド/漫才師)

スゴイ映画。
自業自得で救いようのない主人公の2人。なのに感情移入してしまう。
熱く胸がしめつけられるような映画。
ナチュラルなのに温度の高い演技。
キャスト全員に会いたくなった。
品川ヒロシ(映画監督)

「オモシロイ映画なので、是非観て下さい」
新宿で映画監督と名乗る青年に声をかけられ
た。次の日、渋谷の試写室で観た映画は素晴
らしかった。奇跡みたいな映画。ケンとカズ。
「オモシロイ映画なので、是非観て下さい」
千原ジュニア(芸人)

ヤバっ!いやぁ、、凄いよこれ!
俳優が素晴らしく、それを操る監督の素晴らしさ!
絶対みて!この興奮わかるから。
松田美由紀(女優)

かっこつけていない映画だと思った。
作品に参加した俳優たち  それを見つめる監督の息遣いを感じた。
映画音楽もさりげなく 監督のセンスを感じた。
小路監督の次作 そしてまた次を観たい思いに駆られた。
竹中直人(俳優・映画監督)

アリ地獄から見上げる青空は、美しい。
見えているのに決して這い上がれない絶望感を、僕等は96分共有させられる。
心に紙ヤスリをかけられるニューシネマ!覚悟!!
小堺一機

鑑賞して数日が過ぎましたが、「凄いものを観た」という感動と興奮が今も残っています。登場人物達が抱える「痛み」や「恐怖」を実感し、尊きものについて考えさせられました。この映画に出会えて良かったです。
又吉直樹(お笑いコンビ ピース・又吉直樹)

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執筆者

Yasuhiro Togawa