シリーズ累計700万部を誇るベストセラーコミック、松本光司による「彼岸島」の実写映画作品『彼岸島 デラックス』が、10月15日(土)より全国公開となる。原作「彼岸島」シリーズ(「彼岸島」(全33巻)、「彼岸島 最後の47日間」(全16巻)、「彼岸島 兄貴編」(全1巻)、「彼岸島 48日後・・・」(既刊6巻・連載中))は、講談社「ヤングマガジン」にて連載14年目を迎え、現在も読者投票上位に常にランクインする大人気漫画。本作『彼岸島 デラックス』はその名の通り、2013年に放映されたMBS・TBS系列での連続TVドラマ版「彼岸島」を格段にスケールアップさせ、この秋を代表するエンタテイメントとして、恐怖倍増、迫真のアクション、ド迫力の映像、すべてにこだわり抜いて、デラックスに映画化される。

 「彼岸島」シリーズの中でも人気キャラクターの青山龍ノ介、通称「師匠」にフューチャーした、「師匠編」予告が公開された。「師匠」といえば、身長262cm、体重198kg、特技は丸太振りという人間離れした怪力の持ち主。白石隼也と鈴木亮平演じる、明と篤兄弟の師匠で、吸血鬼たちに対する抵抗組織のリーダーである。そんな師匠の華麗な丸太裁き、キレのあるアクション、そしてそんな謎多きダークヒーローの声を演じるのが名優石橋蓮司であることが発表された。石橋蓮司といえば、蜷川幸雄や、蟹江敬三らと共に劇団を旗揚げするなど生粋の演劇人である。実写映画では初の声優としての参加となる。そんな石橋の演じる「師匠」だからこその凄まじい説得力を感じ取ることが出来る映像になっている。普段恐ろしげな仮面をつけているのだが、果たしてその仮面の下は人間なのか?怪物なのか!?「師匠」の活躍にも期待が高まる。

「師匠」編特報::https://youtu.be/ZGlkc8GtzY0

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執筆者

Yasuhiro Togawa