私の奴隷になりなさい」から4年。鬼才、亀井亨監督が描く新たなる禁断の物語、『アルビノ』の公開が7月23日(土)に決定!予告編、ポスタービジュアルが完成しました。

壇蜜主演「私の奴隷になりなさい」で一大センセーションを巻き起こした亀井亨監督の新たなる挑戦状。女として生まれた業に向き合い、堕ちていく二人を乾ききった視線で切り取る。女が女を愛する事。その過酷な激情と、加速する奈落への道を冷徹な演出で切り結び、観る者を慄然とさせる壮絶なる性の境地。主演は、高橋伴明監督「赤い玉、」ほか大胆な演技で日本映画界に妖艶な光を放つ女優、不二子。新進気鋭の女優、真上さつきも体当たりで亀井演出にチャレンジした。ハードでアートでチャーミング。亀井エロスの新境地がここに誕生した。

予告編::https://youtu.be/vmahW6AW9Ig

<不二子 コメント> (屋島 役)
自分のなかに屋島を探した。脚本を読んだ時から、撮影に入るまで怖かった。この役をやらせてほしいと云ったけれど、監督の思いを体現する屋島になれるのか。真上さつき—九は小さな指をしていた。はじめから寄りかかってきた。かわいいと思った。欲望を感じた。守りたいとおもった。

<真上さつき コメント> (九 役)
あらすじ通り、ドロリとした同性愛者のお話です。屋島役の不二子さんに感情を引き出してもらい、亀井監督に助けてもらい、この様な触れるだけで壊れそうな脆い「九」が出来上がりました。劇中で九が屋島にアルファベット型のキャンディーを渡します。そのキャンディーから読み取れる九の心情は胸打たれます。亀井亨監督作品に参加出来ました事を心から感謝しております。

<亀井亨 コメント> (監督・脚本)
8年前に書いたGID(性同一性障害)の話。今は理解も広まっていますが自分の想像力のみのルールの中で生きている人には伝わりにくい話。簡単、簡潔に伝わる事が重宝される昨今、そこでしか生きられない人たちがいます。伝わりにくい感情を作品でより深く伝えたい。

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執筆者

Yasuhiro Togawa