『イカとクジラ』(05)でアカデミー賞®脚本賞にノミネートされ一躍時代の寵児となったノア・バームバック監督の最新作『ヤング・アダルト・ニューヨーク』が7月22日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほかにて全国公開されます。

ブルックリンに暮らす、世代の違うカップルたちのモラルや価値観のズレ、成功への夢と野心のぶつかり合いを、リアルかつユーモラスに描く本作は、ヒップスターたちのライフスタイルと最先端カルチャーを80年代のサウンドに乗せて贈る、クスッと笑えて、少しほろ苦くて、最後には胸が熱くなる“迷子の大人たち”の成長物語です。

本作で、レコードやタイプライター、ビデオテープといったレトロなカルチャーを愛用し、SNSに頼らない“の体験”を大事にする20代カップルを演じるのは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のカイロ・レン役で一気にスターダムに上り詰めたアダム・ドライバー。本作でもあのカイロ・レンを想起させるようなミステリアスで野心的、そしてどこか影のある男を演じています。なんでも卒なく器用にこなしてしまう姿が鼻につくも、その愛嬌と茶目っ気で憎めない愛らしいキャラクターです。全世界待望の「スター・ウォーズ」シリーズ最新作が絶賛撮影中の彼は、世界を魅了し続ける巨匠の作品への出演オファーが相次ぐ、注目の若手実力派俳優です。映画ファンならずとも見逃せない作品に必ずと言っていいほど登場するアダム・ドライバーの新作にぜひご注目ください!

<過去作>
クリント・イーストウッド監督
スティーヴン・スピルバーグ監督
ノア・バームバック監督
ジョエル&イーサンコーエン監督
インサイド・ルーウィン・デイヴィス監督

<今後の公開作>
ジム・ジャームッシュ監督「PATERSON(16)」
マーティン・スコセッシ監督「Silence(16)」
テリー・ギリアム監督「The Man Who Killed Don Quixote(17)」
スティーブン・ソダーバーグ監督「Logan Lucky」

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執筆者

Yasuhiro Togawa