全米で〝アニメーション史上歴代No.1オープニング“記録を塗り替え、大ヒットスタートとなった『ファインディング・ドリー』が7月16日(土)より日本公開となる。前作公開時には社会現象を巻き起こしカクレクマノミ=ニモが世界中で定着した。そんな本作がこれまで累計約600万人を動員した金魚の祭典「アートアクアリウム誕生10周年記念祭」(7月8日〜9月25日 東京:日本橋三井ホール/7月6日〜9月5日 大阪:堂島リバーホール/9月中旬〜10月14日予定 金沢:金沢21世紀美術館)日本橋会場と大阪会場でタッグが決定!

妖艶に舞う金魚にスポットをあてた同展覧会だが、作品の1つをナンヨウハギ(ドリー)とカクレクマノミ(ニモ)で制作する『ファインディング・ドリー』公開記念<スペシャルアートアクアリウム>が登場する。(スペシャルアートアクアリウムは日本橋三井タワー1階アトリウムでの展示となります。)10周年を迎えアートアクアリウム史上最大規模の展示会にふさわしいスペシャルタッグが実現した。

開催期間中は連日数時間待ちで大人気の「アートアクアリウム展」。同展の魅力は何と言っても巨大作品の中を舞う幻想的な金魚の姿だ。息をのむほど美しく、多くの人々を魅了するアートアクアリウムだが、金魚ではなくナンヨウハギとカクレクマノミで彩られる特別作品が制作されることとなった。実は熱帯魚を主役とした海水のアートアクアリウムは、日本橋の展示では今回が初お披露目となる。同展の総合プロデューサーであり世界唯一のアートアクアリウムアーティストである木村英智氏は、今回のタッグについて「美しい魚や海の世界を主役としたディズニー映画が元で、世界中の皆さんが魚や海に興味を持つことは、私にとっても大変嬉しいことです。」と喜びのコメント。さらに「魚や海といった自然の偉大さ、大切さというところにまで思いを馳せる身近な入口がアートアクアリウムという形で提示できると良いと思い、今回、スペシャルアートアクアリウムを制作させていただく運びとなりました。」とスペシャルタッグの経緯を説明した。ハイレベルな水質調整や生体管理の知識と技術を有する木村氏は、積極的に自然環境保全活動を推進している。

木村氏は特別展示のスペシャルアートアクアリウムを“絆”をコンセプトに制作したという。開催地である日本橋は、江戸時代に世界で最も栄えた街。道路と水運ともに交通の起点となる街であり、多くの人々の交流・絆を生み、育み続ける街でもある。本作は忘れんぼうのドリーがただ一つ忘れなかった家族の思い出を探すため、人間の世界で大冒険を巻き起こす感動のファンタジー・アドベンチャーで、家族の絆が描かれている。そんな日本橋と本作の共通点である“絆”をポイントに世界観が表現されているのだ。木村氏は「テーマは“日本橋でドリー詣”です。神社のように赤い鳥居を設置し、それをくぐるとドリーやニモがいるアートアクアリウムが現れます。歴史と現代、日本と世界が融合した特別展示を見つけてお参りすることで、人々の絆が深まる一助となれば幸いです。」と特別展示のテーマを解説した。

また、「ドリーの日本橋フォトラリー ドリーの大切な仲間と、日本橋で写真を撮ろう!」も木村氏がプロデュース。7月8日〜8月28日に開催される。コレド日本橋、コレド室町、日本橋三井タワーなど日本橋の撮影ポイントで、ドリーや仲間たちと一緒に写った写真をアートアクアリウムステーションで提示すると、オリジナルステッカーのプレゼントがもらえる。「アートアクアリウム展」と、強力タッグを組んだ『ファインディング・ドリー』公開記念スペシャルアートアクアリウム、この夏絶対に見逃せない!

≪≪アートアクアリウム展見どころをご紹介≫≫
★東京・大阪・金沢の見どころ。10周年特別コラボレーションも多数展開
今夏は初めて東京と大阪が同時開催し、テーマや世界観が全く異なる史上最大の新作が各会場に登場。秋に開催する金沢は、水中アート展覧会として初めて公立美術館開催となる。

★10周年記念祭は3会場で開催。期間中、合計約2万匹の金魚が舞う。
10周年記念祭は、東京/日本橋三井ホール、大阪/堂島リバーフォーラム・金沢/金沢21世紀美術館で開催するアートアクアリウム展が舞台となる。3会場には合計約2万匹の金魚が舞い降り、東京会場、大阪会場は各 約8千匹と、これまでの1会場で舞う金魚の最大数となり、来場者が感じる迫力や驚きも倍増する。これに伴い、金魚の種類も増え、金魚を愛でる楽しさも広がる。

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執筆者

Yasuhiro Togawa