邦題 『ザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years』
公式ポスター&日本限定ティザーポスタービジュアル解禁!!

ザ・ビートルズの驚異的な初期のキャリアを描き、1970年の『レット・イット・ビー』以来46年ぶり、『ザ・ビートルズ・アンソロジー』から実に21年ぶりのアップル公式作品『ザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years』が9月22日(木・祝)より全国公開することが決定した。

 この度、全世界一斉解禁された公式ポスタービジュアルには、1964年8月22日に、ワシントン州シアトル・タコマ国際空港からブリティッシュコロンビア州バンクーバーへ向かうアメリカン・フライヤー・エアラインのロッキード・エレクトラ機のタラップで撮られた4人の写真が使用されている。これは、ザ・ビートルズやローリング・ストーンズのツアー・マネジャーを務めたボブ・ボニスが、64年から66年にかけて行われた全米ツアーに同行した際のプライベート写真のうちの1枚で、ボニスの死後、息子によって遺品から発見された3,500枚のネガ、のちの「ボブ・ボニス・アーカイブ」に含まれるものとして知られている。製作者によると「全く時代を感じさせず、まるで今撮影されたかのような写真」との理由から、今回このビジュアルの起用を決定した。

本作は、1963年〜66年のツアーの様子、世界の賞賛を得たバンドのキャリアの第一期をベースとしている。ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、そしてリンゴ・スターがどのように集まり、この並外れた現象である“ザ・ビートルズ”になっていったかを探るつもりだ。彼らのグループ内の仕組み—つまりどのように意思決定がなされ、楽曲が作られ、そして彼ら全体のキャリアを構築したのか—それと同時に、ビートルズの類まれでユニークな音楽の才能や、突出していて補完しあう個性も探るのだ。この映画は、ビートルズのリバプールのキャバーン・クラブ時代の初期の時代から、最後に観客の前で演奏した1966年のサンフランシスコ・キャンドルスティック・パーク公演までを描く。

“ビートルマニア”は単なる現象ではなかった。それは世界中の人々の大衆文化に対する見方やその消費のかたちを変えた、文化的変革の触媒だったのである。この映画は、あの特定の時点について、文化的な回転軸が生じさせたのは何だったのかを説明しようとするもので、あの時代の社会的、政治的コンテクストを説明し、テクノロジーとマスコミの衝突を引き起こした、特異な状況を明らかにする。さらに音楽をあるムーヴメントに——日常的な経験を崇高ななにかに——変えた、演者とオーディエンスの比類なき共鳴現象も探る。

そして、今年2016年は、ザ・ビートルズの日本公演から50周年に当たるメモリアル・イヤー。音楽シーンのみならず日本の歴史に残る“伝説の武道館公演” は、1966年6月30日から7月2日までの3日間、5回の公演で各回満席の延べ5万人を動員、テレビ中継の視聴率は異例の56.5%を記録。当時は、ロックミュージシャンがライブ会場として武道館を使用することは前例がなく、社会問題にまで発展していった。
メインビジュアルと共に解禁された日本限定デザインのティザーポスタービジュアルと第一弾の前売券には、日本公演にオフィシャルカメラマンとして同行したボブ・ウィテカーが撮影した、メンバーが武道館のステージに上がる後姿のモノクロ写真が使われている。

日本公開は、9月22日(木・祝)角川シネマ有楽町、TOHOシネマズ新宿ほか全国で100館以上の興行を予定。
海外公開は、ロンドンで開催予定のワールドプレミアの後、9月15日にはイギリス、フランス、ドイツ、9月16日にはアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドでも公開予定。

前売券発売決定!!
第一弾 日本オリジナル限定デザインムビチケカード 1,500 円(税込)
発売日:7月9日(土)より

第二弾 オリジナル特典付き!ムビチケカード 1,500 円(税込)
詳細はHPへ ※一部劇場を除く

公式サイト
http://thebeatles-eightdaysaweek.jp/

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執筆者

Yasuhiro Togawa