全国のケーブルテレビおよび BS・CS 放送などで放送中のディズニー・チャンネルは、ディズニーヴィランズ(ディズニー映画に登場する悪役たちの総称)の子どもたちが主人公のディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービー「ディセンダント」の続編「ディセンダント 2」(仮題)の制作が正式に決定し、2017年にアメリカのディズニー・チャンネルで放送することを発表しました。

今回の発表は、ディズニー・チャンネル ワールドワイドの社長兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーのゲイリー・マーシュが明かしたもので、ゲイリー自身が「全く新しいレベルでの驚きとミステリーが明らかになる」と制作への期待を語りました。

注目のキャストは、主人公のマレフィセントの娘マルを演じたダヴ・キャメロンをはじめ、ディズニーヴィランズの子どもたちを演じたキャメロン・ボイス、ソフィア・カーソン、ブーブー・スチュワート、そして王子ベン役のミッチェル・ホープが続投します。
さらに今回、新たにディズニーの名作「リトル・マーメイド」の悪役アースラの娘が登場することが決定。演じるのは、ディズニー・チャンネルの「天才学級アント・ファーム」に主演する人気女優チャイナ・アン・マックレーンになることも明かされました。
エグゼクティブ・プロデューサー兼監督は、「ハイスクール・ミュージカル」シリーズで全米ティーンを魅了して、プライムタイム・エミー賞に輝き、前作「ディセンダント」を手掛けたケニー・オルテガが務めます。

「ディセンダント」は英語で“子孫”を意味し、そのタイトル通りに、“もしディズニー・キャラクターに子孫がいて、10 代だったら?”という驚くべき発想から誕生したオリジナル作品です。プリンセスやヒーロー、そして悪役たち親子が暮らすオラドン王国を舞台に、悪名高き親を持つ子どもたちの心の成長や友情、自分探しがテーマとして描かれました。初回放送は、2015 年の全米ケーブルテレビの映画ランキングの第 1 位を記録し、全米ケーブルテレビのオリジナル映画の視聴者数では歴代 5 位を記録するなど、驚異的な数字を記録した大ヒット作品です。
尚、「ディセンダント 2」(仮題)の日本での放送については、決定次第発表いたします。

執筆者

Yasuhiro Togawa