21世紀になり、地球は悲鳴を上げ始めているのか?世界中の国々を襲う大自然災害。暴風、豪雨、豪雪、洪水、噴火、そして、地震。日本では、2011年に起こった東日本大震災は記憶に新しく、今年4月には熊本地震により多大な被害が発生してしまった。世界各国を襲う自然災害の恐怖は様々だが、本作は北欧のフィヨルド地帯でいつ起きてもおかしくない岩山崩落によるディザスター<巨大津波>をテーマに描かれた。舞台は、世界遺産にも認定されているノルウェー・ガイランゲルフィヨルド。標高1,000m級の切り立った断崖絶壁が両岸に迫る渓谷が続く世界的絶景スポットだが、実は、最近100年間で山崩れによる大津波が2回も起きるなど、自然の脅威にさらされたエリアでもある。この地を舞台に鮮烈なディザスター映画を撮ったのは、ノルウェー出身のローアル・ユートハウグ監督。科学的検証を背景に、岩山崩落で発生する海抜80mにも達する巨大津波シーンは、大自然が全てを飲み尽くす様を超リアルに描いている!しかし、極限状況下に陥りながらも、愛する家族を守り、災害に立ち向かう人間の強さを見事に描き出し、感動のディザスター・パニックと絶賛され、本国ノルウェーで2015年大ヒット!世界中の映画祭からも招待され、第88回アカデミー賞®外国語映画賞部門のノルウェー代表にも選出された。そして、本作が大注目を浴び、ユートハウグ監督は、『トゥーム・レイダー』リブート版の監督にも決定!!主演のクリストファー・ジョーナーも、本年度米国アカデミー賞3部門受賞作『レヴェナント:蘇えりし者』にも出演するなどハリウッドも注目の俳優。まさに、ノルウェーを代表する監督と俳優の顔合わせで贈るスペクタクル大作がついに日本で解禁!

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執筆者

Yasuhiro Togawa