カンヌ、ベネチア、ベルリン3大国際映画祭を制覇したポーランドの巨匠イエジー・スコリモフスキの最新作『イレブン・ミニッツ』(英題:11 MINUTES)の公開日が 8月 20 日(土)に決定しました。加えて予告編に先駆けた特報映像、日本公開におけるメインビジュアルも解禁致します。

11 分の間に起こる、11 人の人物と一匹の犬をめぐる大胆不敵な傑作サスペンス!
17 年ぶりの監督復帰作『アンナと過ごした 4 日間』が東京国際映画祭で審査員特別賞を受賞し、続く『エッセンシャル・キリング』でベネチア国際映画祭審査員特別賞、主演男優賞(ヴィンセント・ギャロ)W 受賞の栄誉に輝いたイエジー・スコリモフスキ。華麗なる復帰劇を果たし一躍映画界の最前線に躍りでた彼の最新作『イレブン・ミニッツ』が 5 年の歳月を経て、ついに日本上陸の運びとなった。

この度、解禁された特報映像には、映像の合間に 1 から 11 までのタイムコードが刻まれ、合間にひび割れた腕時計、橋から飛び降りる人物、地上すれすれに飛ぶ飛行機、外から飛び込んで鏡に激突する白い鳥など、不穏な映像が続き、最後に走っていたバスが横転して終わっている。
併せて解禁されるメインビジュアルには、これまた都市の不穏な断片を切り取ったいくつかの画像と、不気味な表情の男女の顔がモザイク状に配置されている。5 時ちょうどから、5 時 11 分までの出来事を描く本作には、女好きの映画監督、嫉妬深い夫、刑務所を出たばかりのホットドッグ屋、強盗をしくじった少年など、いわくありげな 11 人の人物と、一匹の犬を中心に描かれる大胆不敵な傑作サスペンスだ。

特報::https://youtu.be/3nQ8tuQIihg

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執筆者

Yasuhiro Togawa