ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年モーグリを主人公に、自然の掟と共に雄々しく生きる者たちの愛や憎しみ、喜びや悲しみを謳いあげる感動の生命の讃歌『ジャングル・ブック』。この夏、「パイレーツ・オブ・カリビアン」のディズニーが贈る、“生きる力”があふれ出す奇跡のエンターテイメント巨編が、8月11日(木)日本公開となります。
実写もアニメーションも超えた最先端の映像テクノロジーによって、モーグリ以外は動物も大自然もすべてがCGで表現され、現実以上にリアルでありながら、現実世界には決して存在しえない“人間味”あふれる動物たちや、息をのむほど美しいジャングルが広がり、驚きと感動をもって観客をその世界に誘います。

4月15日(金)に全米で公開され、3週連続週末興行成績第1位を獲得。公開から6週を経ても未だ勢いは衰えず、既に世界興収が9億4,601万8314ドルに達しており、(全てBOX OFFICE MOJO調べ、1ドル=110円換算。5/23現在) 圧倒的な映像美で映し出される力強い生命の物語に世界中で絶賛の声が相次いでいます。そして、アメリカ版ではハリウッドを代表する主役級の名優達が、動物たちに命を吹き込んでいることも話題となっている『ジャングル・ブック』。このたび日本語吹替え版で、主人公の少年モーグリに深い愛を注ぐ母親オオカミのラクシャを、日本を代表する女優・宮沢りえさん(43歳)が演じることが決定致しました。

宮沢りえさんが実写吹き替え初挑戦!となる本作で演じたのは、人間の子供モーグリをわが子のように育てる愛情深い母親オオカミのラクシャ。「強いものとか権力のあるものへの正義感、弱いものを守る正義感は、私と共通する所があるかもしれません。」と、ラクシャの母親としての役割と愛情に共感し、「私も娘がおりますし、博愛的な愛情を日常の中で注いでいる毎日なので、そういう意味では愛の深さを理解できました」と、ラクシャと自身の共通点として、母親の強さをあげました。

ディズニーからのオファーに、「ジャングル・ブック!実写化!絶対やる!!なんかもうホップ!ステップ!ジャンプ!くらいな勢いで。」快諾。「娘と映画館にディズニーの映画を観に行きますが、特に『ジャングル・ブック』は、私も小さなころから観ていた物語ですから!好奇心と愛に満たされていれば、どんな世界でも生きていけると思いますし、結構ワイルドな生活も好きなので、ジャングルの中でも意外といけると思います(笑)」と、ディズニーと相思相愛で決まった本作への参加を、幸せそうに語ってくれました。

実は、これまで明かされてこなかったが、4月中旬に公開され、「公開への期待が高まる!」「映像美がすごい!」と大好評の日本版予告編で、ナレーションを担当しているのも宮沢りえさん!!すでに、その優しく愛情あふれる声で『ジャングル・ブック』の世界観を表現していた宮沢りえさんが、母親オオカミ・ラクシャの、母親としての強さや愛情をどう表現するのか、是非ご注目下さい。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=54593

執筆者

Yasuhiro Togawa