山崎豊子の最高傑作を初のテレビドラマ化。未曽有の航空機墜落事故という悲劇の裏で信念を貫き巨大組織で生きる者たちを、WOWOW史上最大のスケールで描く全20話。
てきた傑作小説『沈まぬ太陽』(新潮文庫刊)が、いよいよWOWOWでドラマ化、放送される。
『沈まぬ太陽』は単行本・文庫本の売り上げが累計700万部を超え、数ある山崎作品の中でも最もヒットした大ベストセラー。連続ドラマWでは過去最長となる全20話で構成し、アフリカ・中東での海外ロケなどかつてない規模での製作に挑む。

脚本は2014年放送の大河ドラマ「軍師官兵衛」後、初となる前川洋一、監督は「連続ドラマW マークスの山」「連続ドラマW 下町ロケット」の水谷俊之、鈴木浩介が担当する。そして、主人公・恩地元を演じるのは1995年に放送されたテレビドラマ「大地の子」で新人ながらも主人公を演じ一躍脚光を浴びた上川隆也。20年の歳月を経て、山崎豊子作品の主役に再び挑む。さらに、そのライバル行天四郎役に「連続ドラマW 翳りゆく夏」での熱演も記憶に新しい実力派俳優の渡部篤郎が決定している。そのほか豪華なキャストが多数出演する。
2016年に開局25周年を迎えるWOWOWが、ドラマW史上最大規模でお届けする「沈まぬ太陽」にぜひ注目していただきたい。

https://www.youtube.com/watch?v=5nCWXjlWLwg

この度、本作の壮大なタンザニアロケのメイキング映像が解禁となります!タンザニアの野生動物や広大な自然の紹介ののち、上川隆也さんの撮影がスタート!現地の人を採用したエキストラで和やかな雰囲気で撮影が進み、彼らの協力的な「本当に助けられながら撮影を進めることができた」と感謝する上川さん。美味しそうなランチ事情が紹介され、順調そうな撮影に見えますが・・・ここから緊迫した映像が続いていきます。太陽も上がらない早朝から移動が始まり、道なき道を 4 時間もかけロケ地に到着。そして、タンザニアならではの野生の動物たちとの撮影に挑みます。ゾウを刺激しないよう最小限の撮影部隊で今回のロケの中でも特に緊張感がたかまる撮影に挑みます。苦労の末、撮影された映像は臨場感に溢れ、上川さん演じる恩地の緊張感もそのまま伝わってくる素晴らしいシーンとなりました。ドローンを使用しての映像は迫力に満ち、「この物語を包み込む大地が欠かすことのできない存在であり、本当にありがたく思っています」と語り、タンザニアの撮影を感慨深く振り返っております。

執筆者

Yasuhiro Togawa