フィールズ株式会社は、傘下のルーセント・ピクチャーズエンタテインメント株式会社が企画・製作した映画『アップルシード アルファ』(日本:2015 年公開)につきまして、2016 年 6 月 11 日(土)〜6 月 19 日(日)の期間、中国・上海市で開催される“第 19 回上海国際映画祭”パノラマ部門の正式招待作品に決定したことをお知らせいたします。上映に際し、荒牧伸志監督が舞台挨拶を行う予定です。

今回選定された理由として、上海国際映画祭実行委員会より「本作品の 3D アニメーション描写はリアルな人間のそれに限りなく近づいており、衝撃力に満ちた戦闘シーンは、最高峰の 3D 技術を取り入れた『アバター』のジェームズ・キャメロン監督を魅了したほどだ。上海国際映画祭で上映するにふさわしい日本の最新鋭アニメーション作品と評価する。」とのこと。
また、正式招待作品の決定を受けて、荒牧伸志監督は「上海国際映画祭での上映を大変嬉しく思います。この作品は荒廃したニューヨークが舞台なのですが、上海というエネルギー溢れる街の皆さんにどう見ていただけるのか、今から反応が楽しみです。」とコメントしています。

上海国際映画祭は、1993 年に開始されたアジア最大級の国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の長編映画祭です。昨年は、延べ来場者数が 30 万人を超え、45 か所の映画館で計 391 作品が 1,275 回上映されました。パノラマ部門は、国際的な映画製作者たちにその作品を発表する機会を設けると共に、観客やメディアに世界の映画のトレンドを伝えることを目的としています。

◇第 19 回上海国際映画祭公式サイト : http://www.siff.com/(中文)
http://www.siff.com/shlj/n49/index.html(English)

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執筆者

Yasuhiro Togawa