ジョン・トラボルタ主演映画『THE FORGER』(原題)の邦題を『THE FORGER 天才贋作画家 最後のミッション』とし、6月18日(土)より角川シネマ新宿ほかにて全国公開することが決定いたしました。

ボストン美術館に展示されているクロード・モネの名画「散歩、日傘をさす女」を贋作とすり替えるミッションを命じられた贋作画家と詐欺師の父、がんに罹った息子——。彼らの大胆にして綿密な戦略がリアルな映像のもとで紡がれる。なによりの魅力は選りすぐられた俳優たちだ。『サタデー・ナイト・フィーバー』や『パルプ・フィクション』で一世を風靡したジョン・トラボルタが贋作画家を演じれば、『サウンド・オブ・ミュージック』の颯爽とした時代から、アカデミー助演男優賞に輝いた『人生はビギナーズ』まで、長年、スクリーンで活動し続けたクリストファー・プラマーが詐欺師の父に扮する。さらに『MUD マッド』や『ツリー・オブ・ライフ』の演技が評価され『X-MEN:アポカリプス』が待機する期待の若手俳優タイ・シェリダンが病を抱えた息子を瑞々しく演じきる。まさに華のある3世代の演技派俳優が画面で妍を競っている。予断を許さない練り込んだ脚本は『ザ・コール[緊急通報司令室]』などでスリリングなドラマには定評のあるリチャード・ドヴィデオ。テレビ映画『第一容疑者 希望のかけら』や『刑事ヴァランダー 白夜の戦慄』などで、サスペンス演出が高く評価されている、ベイルート生まれの英国人監督フィリップ・マーティンが巧みな語り口でペーソスとサスペンスを両立させている。古都ボストンの市街をドキュメンタルに捉えながら、家族を尊ぶボストン人気質を浮き彫りにしてドラマに厚みを持たせている。撮影は『アメリカン・ジゴロ』から70本を超す長編映画を手がけてきたベテラン、ジョン・ベイリー。プロダクション・デザインは『エンド・オブ・ホワイトハウス』のデレク・R・ヒルが担当するなど、実力派スタッフが結集している。

予告編::https://www.youtube.com/watch?v=jKOnNpmrlNg

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執筆者

Yasuhiro Togawa