30年前——、科学者たちがニューヨークの街をゴーストから救ったアクション超大作映画『ゴーストバスターズ』が再始動し8月19日(金)より公開となる。新生“ゴーストバスターズ”は全員女性が主人公だが、ゴーストバスターズ社の受付にイケメン男子ケヴィンが登場する。ケヴィンを演じるのは『マイティ・ソー』シリーズの主人公ソー役で大人気のイケメン俳優クリス・ヘムズワースだ。クリヘムと言えば硬派で真面目なイメージだが、本作では今まで見せたことのない“おバカキャラ”を演じている。このケヴィンを紹介する爆笑のキャラクター映像が解禁。彼のファンでなくても一瞬にして心を掴まれてしまうケヴィンの魅力満載の映像は必見だ。

▼クリス・ヘムズワースの爆笑映像
https://youtu.be/ZnyzjiQUbac

本作の舞台はニューヨーク。コロンビア大学の素粒子物理学博士エリン・ギルバートは、世界で初めて心霊現象を科学的に証明する研究を重ねていた。しかし、大学側に一方的に研究費を打ち切られてクビに。その知識と技術力を活かすため、“幽霊退治”を行う会社「ゴーストバスターズ」を起業する。このゴーストバスターズ社の受付として採用されたのがイケメンのケヴィンだ。だが映像の冒頭でクリス・ヘムズワースは「ケヴィンは頭が悪い」ときっぱり断言。ケヴィンはゴーストバスターズ社が何をしている会社なのかはもちろん、受付なのに会社名すら知らないほどのおバカなのだ。しかしケヴィンのトンデモ対応はこれだけではない。①上司にコーヒーを渡し、「今回はシュガー入り?」と聞かれると、突然そのコーヒーを飲んだと思えば豪快に吐き出し「まずい。シュガー入りだ」と上司に対しありえない行動を取る。②トレードマークの眼鏡はなぜかレンズがなく「なぜレンズがないの?」と聞かれれば「汚れるから外した」とおバカ丸出しの発言。③会社のロゴデザインを頼まれ作成したのは、おっぱいの大きい得体のしれないゴーストの絵。上司のエリンに「これじゃイメージが崩れる」と否定されるが「おっぱいが小さすぎる?」と頓珍漢な発言をしまくるのだ。

さらにケヴィンのおバカさは発言だけにとどまらない。ケヴィンはただの受付で、ゴーストバスターズの彼女たちが何をしているのかさっぱり分かっていないのに、バイクとユニフォームだけ用意し形だけでも彼女たちの一員になろうとするのだ。しかもすでに幽霊退治のために活動する彼女たちに対し「チームを結成し兵器を作るべきだ」と提案してしまうおバカっぷりで、ゴーストバスターズに「それを今やってるんだけど」と言われてしまう始末。しかし普通ならクビになるような行動をしまくるケヴィンだが、どこか憎めず愛嬌たっぷりの愛されキャラ。顔だけで即採用されたり、彼が吐き出したコーヒーでもエリンは気にせず飲んだりと、ゴーストバスターズの彼女たちからも愛されているのだ。そんなおバカでキュートなケヴィンをクリスがどう演じるのか注目だろう。

また驚くことにクリス・ヘムズワースはほとんどアドリブでケヴィンを演じており、ポール・フェイグ監督は「クリスにはコメディの才能がある」とその才能に惚れ込んだ様子。本作でゴーストバスターズを演じる女性4人は全員アメリカで大人気のコメディアンたちだが、そんな彼女らも大爆笑させるほど、クリスは今まで隠してきたコメディの才能を惜しみなく発揮している。かつてゴーストを信じていたが科学者として成功したエリン・ギルバート役のクリステン・ウィグは「クリスのアドリブは最高よ」とべた褒め。ゴーストに会うのを夢見る幽霊オタクのアビー・イェーツ役のメリッサ・マッカーシーも「クリスのアドリブに涙を流して笑ったわ」と大絶賛だ。本物のコメディアンである彼女たちの度肝を抜くほどのおバカキャラを演じるクリス・ヘムズワースからますます目が離せないだろう。全員女性の新生ゴーストバスターズとして蘇るアクション超大作『ゴーストバスターズ』は8月19日(金)より公開だ。

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執筆者

Yasuhiro Togawa