第76回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞し、世界中で社会現象を巻き起こしたディズニー/ピクサーの傑作『ファインディング・ニモ』。日本でのディズニー/ピクサー歴代興収No.1の金字塔『ファインディング・ニモ』の奇跡の冒険から1年後の世界を描く、全世界待望の続編『ファインディング・ドリー』が7月16日(土)より公開となる。前作からさらにスケールアップした待望の続編である本作は、忘れんぼうのドリーに室井滋さん、ニモの父マーリンに木梨憲武さんが日本語吹替版キャストを続投。さらに、本作で新たに登場する注目の新キャラクター達、ドリーの冒険に協力する<7本足の謎のタコ>ハンク役に上川隆也さん、ドリーの過去を知る<泳ぎが苦手なジンベエザメ>のデスティニー役には中村アンさんという超豪華キャストが仲間入りし、新たな物語への期待も高まっている。そんな本作だが、「ドリーの家族探しを、是非手伝いたい!」という強力な助っ人たちが、日本各地にいることが判明。その一人として立ち上がったのは、北海道出身で、アトランタ、シドニー、アテネのオリンピック3大会連続出場、シドニーオリンピックの銅メダリストである元水泳選手、田中雅美さんだ。水中の女神とも称えられ、現在はスポーツコメンテーターとして活躍しバラエティ番組にも活動の場を広げている。

『ファインディング・ドリー』は、忘れんぼうのドリーの《家族の思い出》を探すため、ドリー、ニモ、マーリンに加え新キャラクターのタコのハンクやジンベエザメのデスティニーら新しい仲間たちが、危険がいっぱいの“人間の世界”に飛びだし、ドリーの家族の秘密を巡る大冒険を巻き起こす冒険ファンタジー。忘れんぼうのドリーのために、前作で迷子になったニモが今度はドリーを助けるべく大冒険を繰り広げ、成長した姿を見せてくれる。予告編で「もしも家族が見つかったらドリーとはお別れなの?」とつぶやくニモの姿に、すでに感動の予感がたっぷり。前作から、感動も冒険も、何もかもがスケールアップした待望の続編がこの夏公開となる。

田中さんは2000年開催のシドニーオリンピック、女子400メートルメドレー・リレーで銅メダルを獲得。そのはつらつとした魅力と美しさも相まって、人気を集めた。引退後はスポーツキャスターとしてテレビやバラエティ番組で活躍し、2015年には長島一茂プロデュース作の映画『ハッピーランディング』で映画デビューを飾った。水泳選手、スポーツコメンテーター、そして女優と、様々な海で泳ぎ続ける“水中の女神”が、声優初挑戦でディズニー/ピクサーの海へ泳ぎだす!社会現象を巻き起こしたあの『ファインディング・ニモ』の続編での声優デビューに「ディズニー/ピクサー作品で声優に挑戦できるなんて本当に嬉しいです!さらに、美しい海を舞台にした大好きな作品の続編ということで、本当にワクワクしています!声優と言う“海”でもしっかり泳いでみたいです!!」と喜びを表現。水泳界から初めてのディズニー声優が誕生した。

田中さんが今回演じるのはドリーの<家族の思い出>に繋がる“マカジキ”の役。台詞は一言だが、物語の重要な役だそうで「私の役は、家族とはぐれた忘れんぼうのドリーが出会う魚の役です。セリフは少ないですが、あのドリーがどうやって過ごしてきたのか、過去と今を結ぶ大切な役割なんですよ」と役柄を説明。さらに初めての声優には「一言だけなのに難しくて、細かいニュアンスがうまくいかなかったり、微妙な声の大きさを変えたりして何回も録り直しました。ピクサー作品のこだわりが垣間見れて、とても貴重な経験になりました」と声優の難しさを明かした。

誰もが応援したくなる忘れんぼうのドリーが主役の本作には、日本全国各地を代表する方々が日本語吹替版キャストとして参加をしている。北は北海道から南は福岡まで、日本中でドリーの家族探しを助けるべく強力な助っ人たちが、声優としてドリーを応援!!田中さんは北海道代表としての参加が発表になったが、その他の地域では誰が参加するのか今後明らかになっていく。日本中、世界中で社会現象を巻き起こした『ファインディング・ニモ』を上回るフィーバーが、この夏、各地で巻き起こる!

ニモやマーリン、カメのクラッシュ等お馴染みの人気者たちに、タコのハンクやジンベエザメのデスティニーが加わり、ドリーの家族と、その秘密を探す感動の冒険が始まる!海の生き物にとって禁断の場所である≪人間の世界≫を舞台に繰り広げられる忘れられない旅をぜひ体験してみてはいかがだろうか。前作以上にスケールアップした驚くべき冒険と、家族や友情の大切さを描いた感動のストーリー『ファインディング・ドリー』は7月16日(土)公開。

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執筆者

Yasuhiro Togawa