国内外から圧倒的注目を浴びる新鋭 真利子哲也監督の、満を持しての商業映画デビュー作にして衝撃作『ディストラクション・ベイビーズ』。脚本は真利子哲也と共に、『桐島、部活やめるってよ』で日本アカデミー賞優秀賞を受賞し、若い世代の感情の揺らぎを掬いとる名手 喜安浩平が担当。そして、世界が注目する新鋭監督のもとに、柳楽優弥(25)、菅田将暉(22)、小松菜奈(19)、村上虹郎(18)と日本映画界を担い、革命をもたらす若き才能が集結!さらには、池松壮亮(25)、でんでん(65)ら、主役級の存在感を誇る演技派の競演も決定。若者の狂気と欲望を圧倒的な強度と密度で描き、昨今の日本映画の枠には収まりきらないパワーを持つ本作。

5月21日(土)より全国18館で公開され、2日間で全国動員6,310名、興行収入9,818,300円を記録。メイン館となるテアトル新宿では、初日レイトショー含む5回上映全て、立ち見まで売り切れる全回満席札止めとなる大ヒットスタートを切った。その勢いは日曜日も続き、6回上映全て満席となった。公開前日の新聞各紙では大枠での映画評や監督インタビューが多数露出、公開前より業界内外から「衝撃作」として熱い注目を集めており、作品への高い期待度、意欲度がそのまま成績へと繋がる結果に。テアトル新宿の大ヒットを受け、急きょシネ・リーブル池袋で6/4(土)より拡大公開決定、その他、既に全国 30館以上の劇場で公開が決定、劇場からの問い合わせも多く、勢いはますます加速していくと思われる。

さらに、一部で話題沸騰となっていた、柳楽優弥の「坊主カット」をこの度解禁!闇に紛れるように佇む“泰良”の姿からは、不穏かつ妖しげな存在感が滲み出ている。「ずっと喧嘩しているから、気持ちが常に高揚していた」と語る柳楽は、自ら髪を切ることを提案。自身の生まれ月でもあるラッキーナンバーにちなんで3ミリのバリカンを当て、決意表明の坊主姿に。喧嘩に明け暮れ、場数を踏む度に戦闘能力が上がっていくという人物を演じる過酷な撮影下でも、モノづくりを“遊ぶ”姿勢に、まるで泰良が憑依しているかのような大胆さが垣間見える。
飛ぶ鳥を落とす活躍を見せる若き才能たちがエネルギーを発露させ、公開前から大きな話題を集め、今期、ナンバーワンの衝撃と、忘れがたい記憶を刻み付ける『ディストラクション・ベイビーズ』にぜひ、ご期待ください。

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執筆者

Yasuhiro Togawa