2014年カンヌ国際映画祭正式出品を始め、2015年サンタバーバラ国際映画祭で観客賞、セントルイス国際映画祭で最優秀作品賞を受賞する等、各国の映画祭で絶賛された感動作『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』の初日が決定!8月6日(土)YEBISU GARDEN CINEMA、ヒューマントラストシネマ有楽町、角川シネマ新宿 他にて全国順次公開いたします!

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一人の教師のアウシュヴィッツに関する“ある授業”が、落ちこぼれたちの人生を変える
本作は、当時18歳だった「落ちこぼれクラスの元生徒」のアハメッド・ドゥラメが自身の体験を映画化するために、マリー=カスティーユ・マンシオン=シャール監督へ送った一通のメールから始まった、実話に基づく奇跡のストーリー。監督はアハメッドとともに、彼の体験を元に脚本を共同執筆。本作に出演もしたアハメッドは、セザール賞有望男優賞 にノミネートされた。主演のアンヌ先生を演じたのは、『マルセイユの恋』(96年)でセザール賞主演女優賞したフランスを代表する名女優アリアンヌ・アスカリッド。落ちこぼれクラスの生徒たちを信じ、導いていく迫真の演技が、観る者の胸を熱くし、心を揺さぶるだろう。

本作については、ヨーロッパの各メディアも大絶賛!
「勉強嫌いのクラスに欠けていた自信と学ぶ喜びをいっぺんに与え、最優秀賞までに導いた。その美しい物語から、美しい映画が生まれた」(「ガラ」誌)「先生に脱帽。一目ぼれ。教師役のマリアンヌ・アスカリッドが素晴らしい。とても美しい歴史の授業が高校生たちを変えていく」(「ル・パリジャン」紙)「厄介で、最悪のクラスの仲間と先生との幸せな結末の物語。いいワインといいコンサートがあるように、いい映画がある。出だしの映像を見ただけで、ほんの数口飲んだだけで、最初の音符を聞いただけで、素晴らしい、さらには忘れがたい瞬間の予感が走る。この映画の冒頭の強烈なシーンがそれだ」(「フィガロ」誌)「この映画を観ると、フランスとフランスの若者と国の将来を信じたくなる。気難しい国で、私たちの心と魂を元気にしてくれる」(「エル・シネマ」審査員)「胸を打つ。型にはまらない映画!」(「グラツィア」誌)と感動の声を寄せている。 

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執筆者

Yasuhiro Togawa