「アベンジャーズ」、「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」と、世界各国の映画記録を次々と塗り替え続けるマーベル・スタジオの最新作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』。単純なアクション・エンターテインメントではなく、胸を打つドラマ、先の読めないストーリー展開が世界中のメディアから軒並み高い評価を受け、マーベル・シリーズ史上最高傑作と呼び声が高い本作。さらにメディアやファンの間ではアイアンマンとキャプテン・アメリカのどちらのチームを支持するか?という大論争が巻き起こり、世論を二分する現象に全世界が熱狂!!

5月6日(金)に全米で公開され、2016年オープニングNo,1ヒットを飾った本作が
5月20日(金)に全世界興行収入10億ドルを突破。2016年の全世界NO.1大ヒットを記録。

 この大ヒットを支えているのが、女性を中心とした新規ファン層。これまでのアクション映画、ヒーロー映画では考えられない客層の広がりを見せている要因として、ドラマ性とユーモアが完璧に融合されたストーリー展開が多くの観客の共感を集めている点があげられる。アイアンマン、キャプテン・アメリカが織りなす熱い友情のドラマ、そしてヒーロー映画のセオリーを超える予想外のラストは全世界から熱く支持を受けており、映画批評サイトRotten Tomatoesで批評家の90%、観客の91%が支持するという高評価を獲得している。(2016年5月19日時点)。また、今作でマーベル映画初参戦となり、女性からの人気も高いスパイダーマンの参戦も女性層の支持を集める要因となっている。 本作で鑑賞者の41%を女性が占める事になり、シリーズ史上最高の支持率を獲得した。
 日本でも4月29日(金)に公開され、3日間で747,083,100円、動員515,131人を記録。ゴールデン・ウィークの実写映画NO.1を獲得し、世界中のマーケット同様に日本でも女性層が多く劇場に来場。公開3週目で早くも20億円を突破した。
今週末(※5/21-5/22)は興行収入92,245,700円、動員56,851人を記録。2013年に公開した『アイアンマン3』(25・6億円) の興行収入も超える見込みである。シリーズ史上最高の評価を受け、今作でマーベル・シネマティック・ユニバースを初体験となる新たなファン層を獲得し、今後のマーベル映画のさらなる飛躍が期待される。

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執筆者

Yasuhiro Togawa