8月6日(土)よりテアトル新宿他にて瀬戸内寂聴原作の同名小説初の映画化となる『花芯』が公開となります。本作は、新進作家として瀬戸内寂聴がまだ瀬戸内晴美として「新潮同人雑誌賞」を受賞するも、1957年の発表当時批評家から「子宮作家」との批判を浴び、長く文壇的沈黙を余儀なくされた、鮮烈な恋愛文学です。この度、本作初の映像素材となる予告編、ポスタービジュアルが完成・到着いたしました。

▼『花芯』予告映像
【YouTubeアドレス】 https://youtu.be/H4ytfcQfC2c

主人公・園子を演じるのは村川絵梨。肉体の悦びに目覚め、世間の常識に背を向けながらも子宮の命ずるまま生きることを選んだ女性を体当たりで演じます。

予告編では、「きみという女は、からだじゅうのホックが外れている感じだ—」という衝撃的な台詞から始まり、主人公・園子が安定した家庭を離れ、愛人・越智との底の見えない愛の関係にどっぶり浸かる様子が垣間見る事が出来、二人の関係がどう展開していくのか想像をかきたてる予告編に仕上がっています。

ポスタービジュアルでは、主人公・園子が男性と裸で抱き合う姿と共に「覗いちゃいけない深淵を覗いてしまったの–」という妖艶な台詞が添えられており、
これまでの村川のイメージを覆す艶かしい雰囲気を醸し出しています。

主人公・園子の生き様を通し描かれる、愛と性と生。傷だらけになりながらも女性の、“愛欲”や“性愛”の真実を描いた本作に是非ご期待下さい。

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執筆者

Yasuhiro Togawa