日本を代表する実力派女優・橋本愛と宮?あおいが娘・母役で競演し、感涙の𠮷田康弘監督が贈る10月22日公開の映画『バースデーカード』の主題歌に、木村カエラの新曲「向日葵」が決定しました。

■映画『バースデーカード』
−天国の母から届くカードには、母の愛が生きていました。−
誕生日に毎年届く、亡き母からの“バースデーカード”。それは、最愛の娘の成長を見守ることが出来ないことを悟った母が、ありったけの愛を込めて綴った未来の娘への“手紙”…。
バースデーカードを通して成長していく娘・紀子(17—25歳)を演じるのは若手実力派女優・橋本 愛。紀子が10歳の時に若くして病死し、バースデーカードを書き残す母・芳恵に宮?あおい。家族を温かく見守る紀子の父・宗一郎にはユースケ・サンタマリア。一家のムードメーカー的存在の紀子の弟・正男に須賀健太。個性豊かな実力派俳優が集結し、この秋スクリーンで観る者の心を温かくし、爽やかに涙する映画が誕生しました。

■脚本を読み込み、オールラッシュを観て書き下ろされた大切な人へ向けた珠玉の楽曲「向日葵」!!
そして、この度、本作の主題歌が木村カエラの新曲「向日葵」に決定いたしました。
新曲「向日葵」は、カエラが脚本を読み込み、オールラッシュを観て本作のために書き下ろした新曲です。映画主題歌としては、『チェブラーシカ』(2010 年)以来、6 年ぶりとなります。作曲は、くるりの岸田繁が担当。カエラがこれまで「一緒にひとつの楽曲をつくりあげたい!」と念願していた岸田との奇跡のコラボレーションがついに実現しました。この楽曲は大切な人との出会いをまっすぐに咲く向日葵になぞらえてあたたかなメロディーとストレートな歌詞で表現しています。またひとつ、カエラの代表曲が誕生しました。
くるりの岸田は、2006 年に初めてカエラのオリジナルアルバム『Circle』収録の「Dancing now」に作曲者として参加。一方カエラは、映画「天然コケッコー」(2007 年)、映画「奇跡」(2011 年)を観て、そこで流れていたそれぞれのくるりの映画主題歌「言葉はさんかく こころは四角」、「奇跡」に心を動かされました。どちらの楽曲もカエラにとって大好きな曲となり、「言葉はさんかくこころは四角」はカエラの5周年記念ベストアルバム『5years』(2010年)にカバー収録し、「奇跡」はくるりが主催する音楽フェスティバル《京都音楽博覧会》(2007 年〜現在まで毎年開催、カエラは 2012 年と 2015 年に出演)にてライブカバーしました。
カエラの大好きなくるりの 2 曲は、ともに映画主題歌として心動かされたため、自らが映画主題歌を書き下ろすときは、くるりとの共作をずっと心に描いていました。今回、映画「バースデーカード」の主題歌書下ろしを機に、映画「天然コケッコー」から 9年の時を経て、映画主題歌としては初めてくるりの岸田とのタッグが実現することとなりました。

■主題歌を使用した特報映像が初解禁!
今回、橋本愛演じる娘・紀子と宮?あおい演じる母・芳恵の映像が初解禁!木村カエラの主題歌「向日葵」の優しいメロディー
に包み込まれた、温かい感動にあふれた特報に仕上がっております。劇場では 5 月 14 日(土)より掲出予定です。

■大切な人にメッセージをおくる SNS キャンペーン開始!
5月8日<母の日>より特設サイトでキャンペーンが開始します。SNS(Twitter、Facebook、Instagram)に大切な人へ感謝の気持ちをつぶやいた人の中から抽選で 20 組 40 名を映画『バースデーカード』の特別試写会にご招待します。

◆木村カエラ コメント
私は 18 歳の時、親も一人の人間だったんだ。と気づいた時がありました。
それまでは、母親はどんな時でもお母さんだったのに、強いところも弱いところもある、私と同じ人間なんだと。

映画の中で橋本愛さん演じる娘の紀子が、宮?あおいさん演じる紀子の母親が、一人の人間として日々と葛藤し、弱さと闘う姿を見せるシーンがあります。
紀子が成長したことを感じ、そして母親が紀子へ残したかったものがそこにはしっかりと存在する…とても大好きなシーンです。

今回、映画を拝見して書き下ろした主題歌には「向日葵」と名前をつけました。
「向日葵」の花言葉は【あなただけをみつめている】。
母親にとって子供は太陽。
雲で隠れ、その輝きを無くしてしまわないように、いつもどんな時もその光だけを見つめている母親の姿と、太陽の方向を見て咲くひまわりとを重ね歌詞を綴りました。

くるりの岸田さんが作曲した温かくも切ないメロディーは、私の書く言葉をとても素敵な世界へ連れていってくれました。
𠮷田監督とキャストのみなさんが作られた、このすばらしい作品に参加できてとても光栄です。

◆岸田繁 コメント
カエラの歌は、自分にとってのインスピレーション。
彼女のために曲を書くということは、とても自然なことなんです。

◆橋本愛 コメント
カエラさんとくるりの岸田さんという敬愛するお二人の共同製作と聞いて、それだけで大興奮!でしたし、物語の終わりに流れる音楽というのは、映画において本当に重大な意味や影響があると思っているので、今回この向日葵という曲に、間違いなく映画の格を底上げしていただいたと思っています。
本当にいい曲。大好きです。
ありがとうございました!

◆𠮷田康弘監督 コメント
ラストシーンの最中に流れ始める、存在感のある主題歌が欲しいとリクエストしました。
細かいパスは我々の方で繋いでいくので、最後にドーンッと思いっきりシュートを打ち込んで下さい。
そうお願いして、この曲をあげて頂きました。
シンプルで力強い曲です。優しくて暖かくて切ない唄声です。
それでいて、幸せが溢れているのです。
だから僕は、初めてこの主題歌を聞いたとき、泣きそうになりました。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=54896

執筆者

Yasuhiro Togawa