主演ジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツ、監督ジョディ・フォスターという全員がアカデミー賞を受賞している超豪華スターがタッグを組んだリアルタイム・サスペンス大作『マネーモンスター』が6月10日(金)より日本公開となります。

この度、5月13日の全米公開を前に、本作でメガホンを取ったジョディ・フォスター監督がLA現地時間5月4日、ハリウッドの殿堂入りを果たしました。

今回の殿堂入りは、女優として『羊たちの沈黙』(1991年)と『告発の行方』(1988年)で20代にしてアカデミー賞を2回受賞するという偉業に加え、自身の監督作でまもなく全米公開する新作映画『マネーモンスター』で監督作4作目となることや、プロデューサーとして数々の作品をてがけるなど、マルチな才能で他分野に渡りハリウッドへ多大なる貢献をしてきたジョディ・フォスターを評したもの。

会場には、自身のふたりの息子たちの他、映画『パニック・ルーム』で母娘役で共演したクリステン・スチュワートも祝福のため駆けつけ、ハリウッドのウォーク・オブ・フェイムに残される、自身の名前が入った星型のプレートを披露しました。

ジョディ・フォスターはスピーチで、「アメージングだわ!このハリウッド大通りから10ブロック先で育ったの。
子供のころからここで、ウォーク・オブ・フェイムの星のセレモニーが行われていることにワクワクして、子供のころから夢見ていたの。自分の息子たちに『ママはどうしてハリウッド大通りに星がないの?』
と聞かれてこう答えたわ。『映画監督としてもらえるまで待ってるのよ、と。』その夢が叶ったわ。
本当にありがとう!ハリウッドが大好きよ。」と喜びを語ると、クリステン・スチュワートも
「ジョディ・フォスターは、私が10歳で『パニック・ルーム』で娘役で彼女と共演するずっと前から大好きな女優だったわ。ジョディは若くしてすべてを成し遂げたの。イェール大学でいい成績をおさめ、オスカーも受賞して、自身もフィルムメイカーになり、家族を築き、それでも彼女は本当に普通でクールで優しいの。」と激励。セレモニーには『マネーモンスター』に出演するジャック・オコンネルとカトリーナ・バルフも参加し、監督ジョディの偉業をお祝いしました。

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執筆者

Yasuhiro Togawa