数々の大人気漫画を生み出している連載誌「別冊マーガレット(集英社)」。その中でも2008年の連載開始から2015年10月の連載終了まで、常に人気を博し続けてきた『青空エール』。作者の河原和音はこれまで『高校デビュー』、『俺物語!!』など、読者たちの心をとらえてきたヒットメーカーでもあり、『青空エール』は累計発行部数340万部を突破する作者の代表作の一つ。その“青春ど真ん中”の感動物語には多くのファンがおり、根強い人気を持つ『青空エール』が、ついに待望の実写映画化します!

青春感動作にピッタリの大人気若手俳優陣が集結したことでも大きな話題になっている今作。この度、最後の豪華キャストをついに発表! コメディからシリアスまで幅広いキャラクター演じ分け、数々の話題作にヒロインとして出演、誰もが知る大人気女優・の出演が決定しました!
上野樹里を一躍有名にしたのは、ジャズバンドの楽しさに目覚めていく田舎の女子高生役を演じた初主演映画「スウィングガールズ」(2004年公開/興行収入21.5億円)。テナーサックスに本気で向き合うひたむきな姿が評価され、日本アカデミー賞新人俳優賞、ヨコハマ映画祭最優秀新人賞などを受賞し、注目を浴びました。その後、彼女の人気を不動のものにしたのは変人&天才ピアニストの音大生役に挑み、空前のクラシックブームを巻き起こした大ヒットドラマ「のだめカンタービレ」(2006年放送)、映画「のだめカンタービレ 最終楽章」(2009年前篇公開・2010年後篇公開/前後篇合わせて興行収入78.2億円)。音楽に関係する作品に何かと縁がある上野樹里は今作で、土屋太鳳演じる主人公・小野つばさらの吹奏楽メンバーを力強く指導し、吹奏楽部を引っ張っていく顧問教師兼指揮者である・役を演じます。 上野樹里自身、プレイヤーから指導者へという流れに「面白さを感じています。」とコメント! 今までの経験を活かして挑む新境地、さらに魅力的な上野樹里が登場します!
さらに今回は、多くの人々をときめきと感動で包み込んだ映画「陽だまりの彼女」(2013年10月公開・興行収入17.9億円)以来の三木孝浩監督との再タッグとなります。当初、杉村容子役に関して「スパルタで怖い先生」とネガティブな印象を持っていた上野樹里ですが、三木監督に「生徒を背中で引っ張っていく先生になって欲しい」との言葉をもらった後は「期待に応えたい」と積極的な気持ちになったと話しています。また、三木孝浩監督も「上野さんしかいないと思いました。上野さんは、音楽の匂いのする女優です。」とコメント。青春映画を次々と大ヒットに導いた名監督・三木孝浩との強力タッグにも大注目です!

既に発表されたキャスト陣も、甲子園で野球部を応援する吹奏楽にあこがれて、初心者ながらも吹奏楽部に入部しトランペットを始める主人公・小野つばさ役に、つばさと惹かれ合い、応援し合いながら夢に向かって進む野球部員・山田大介役を、つばさの吹奏楽部の仲間である水島亜希を、そしてつばさを指導する吹奏楽部の先輩・森優花役をが演じるなど、今後ますます注目の集まる人気と実力を兼ね備えた若手実力派俳優たちの出演に早くも大反響を呼んでいます! 
豪華キャスト、強力スタッフが集結した本作は現在撮影の真っただ中。今夏No.1の青春感動映画の誕生を期待して下さい!

上野樹里 コメント
『スウィングガールズ』ではジャズを、『のだめカンタービレ』ではクラシックを体験してきて、今度はブラスバンドという流れに、面白さを感じています。『スウィングガールズ』の時に腱鞘炎になったり、仲間と泣きあったりという経験があるので、それを活かして先生役に向き合いたいと思います。

原作を読んで、私が演じる杉村容子はスパルタで怖い先生という印象がありました。「私でいいのかな」と思っていましたが、三木監督が「生徒を背中で引っ張っていくような先生になって欲しい」とおっしゃって下さったのでしっかりと応えていきたいです。

原作とは少し変わっている部分もあるので、楽しみにしていてください。
撮影から公開までのスピードが速い作品なので、みなさんと一緒に盛り上げていきたいです。

顧問でもあり、指揮者でもあるので、生徒からの視線やプレッシャーに負けず、みんなを高みに連れていけるような存在になりたいと思っています。

起用理由(三木孝浩監督コメント)
上野さんと再びお仕事出来ることを本当に嬉しく思います!
多くを語らず厳しくも優しく生徒を見守る眼差しや内に秘めた強さを持つ杉村先生というキャラクターを表現出来るのは、上野さんしかいないと思いました。
上野さんは、音楽の匂いのする女優です。
役者としてもかつては同じ道を辿ってきた一歩先行く先輩として言葉ではなく、その眼差しや佇まいでみんなを引っぱっていってくれることを期待しています!

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=54660

執筆者

Yasuhiro Togawa