欧米各地を身軽に行き来し、独特の哲学に基づく珠玉作の数々を発表してきたウディ・アレン監督待望の最新作『教授のおかしな妄想殺人』が6/11(土)に日本公開となります!

悩める男を絶好調に一変させた“ある企て”とは?
人生の不条理を独特の哲学で描いたウディ・アレン監督最新作
“人はなぜ生きるのか?”という究極の命題をはらむダーク・コメディ『教授のおかしな妄想殺人』。奇抜なストーリー展開の中に人間の不条理さと滑稽さが入り混じり、ウディ・アレン流の皮肉なユーモアが炸裂する逸品が日本公開となる。
アレンは本作で監督・脚本を務め、主演は『her/世界でひとつの彼女』の個性派俳優ホアキン・フェニックス。初めてアレンとタッグを組み、一癖も二癖もある哲学教授エイブを魅力的に演じている。さらにヒロイン役に抜擢されたのは、前作『マジック・イン・ムーンライト』から続投となるエマ・ストーン。教授に惹かれていく女子大生ジルを、アレンの新たなミューズとして存在感たっぷりに演じた。
そしてこの度、本作の日本版ポスタービジュアル&予告編が解禁となった。

ポスタービジュアルが完成!
教授役のホアキン・フェニックスの悩ましげな表情と、彼に好意を抱く学生を演じるエマ・ストーンの優しさに溢れた眼差しが印象的な仕上がりになっている。
作品のタイトルロゴはフェニックス演じる教授エイブの頭のなかをイラスト化したもので、ユーモアと皮肉に溢れるアレン作品らしいデザインである。エマ・ストーンはアレン作品では初めて現代劇を演じるが、彼女の若者らしいカジュアルな現代ファッションも垣間見ることができる。

日本版予告編も解禁!

https://youtu.be/6zrdrjhJAsU

本作の主役エイブは生きる意味を見失った哲学科の教授。“ある企て”を転機に彼の人生は一転。「探し求めていた生きがいを見つけた」と極端に性格が明るくなってしまう。そんな変わったキャラクターを、ホアキン・フェニックスがシリアスに、コミカルに演じ分けているのが見てとれる。そして、教授に恋する女子大生ジル役を今回アレン作品2本目となるエマ・ストーンがキュートに演じている。
ネガティブだったエイブを、ポジティブ人間に変えた“ある企て”とは?
また、本作の舞台、海に臨むアメリカ東部の美しい街並みも堪能できる映像となっている。

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執筆者

Yasuhiro Togawa