本作の原作は、第 134 回直木賞を始め、数多くの賞を受賞するなど、日本を代表する人気作家の一人である東野圭吾の大人気小説「疾風ロンド」。100 万部を超える売り上げを記録した大ベストセラー小説が待望の完全映画化となります!

主演を務めるのは、稀代の名優として類まれなる存在感をみせる俳優・阿部寛。同じく東野圭吾原作である「新参者」(10 年〜TBS)、『麒麟の翼〜劇場版・新参者〜』(11 年)に続き、再びタッグを組みました。国民的グループの関ジャニ∞の一員としても活躍する一方、『クローバー』(12)で主演を務め、高い演技力に注目が集まる大倉忠義と、KB48 時代はセンターを務めるなど多くのファンから人気を集め、『紙の月』(14)で第 24 回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞した大島優子が阿部を強力にサポートします。さらに、ムロツヨシ、堀内敬子、戸次重幸、濱田龍臣、志尊 淳、野間口徹、麻生祐未、生瀬勝久、柄本明といった、今、人気の実力派キャストたちが集結!監督は「サラリーマン NEO」(04 年〜NHK)や「あまちゃん」(13 年 NHK)の演出を担当した吉田照幸監督がメガホンをとり、本作でもその卓越したセンス、演出力を十二分に発揮。観客を『疾風ロンド』の世界観へ引き込みます!

今回解禁された特報では、超巨大スキーリゾート地を舞台に、「雪に埋められた生物兵器」「要求は3億円」「しかし犯人死亡」「タイムリミット4日間—」と危機迫る設定が次々と明きらかにされます。さらに、本作の見どころのひとつでもあるスノーボードやスノーモービルでの疾走シーンも登場!そのスリルとスピード感と臨場感はまさに圧巻!!
その一方、阿部演じる栗林の疾走感ゼロのたどたどしいスキーシーンも登場し、「アアアァァ!!!」と叫び声をあげながら派手にこけて、子供から「下手くそ」と言われてムッとしている様子が描かれています。今まで阿部が演じてきたキャラクターとは一味違う、“何だかちょっと頼りなく、とにかくツイテない”男・栗林の愛らしいキャラクターがうかがえます。人気作家・東野圭吾の作品らしいスリル満載の予測不能な雪山サスペンス。息をもつかせぬ展開の中に、コミカルなエッセンスが吹き込こまれた本作の魅力が垣間見え、高いエンターテインメント性を感じさせる特報に仕上がりました!スキーで止まることすらできない男が、果たしてこの危機を止めることができるのだろうか…?
また、合わせて解禁となったティザーポスターは、ハリウッドのラシュモア山の石像ように、阿部・大倉・大島の顔を雪像で模したもの。3人の真面目な表情と“雪像”というアンバランスさに思わず笑いがこぼれてしまうこと間違いなし!

【阿部寛(栗林和幸役)コメント】
(栗林という役柄について)色々な事件が周りで起きて、それらに振り回されながら話が展開していきます。栗林はある種の受け手なので、その中でどんな面白いことができるかを監督と相談しながら演じています。最近、あまり演じていないような、ちょっとドタバタとしたキャラクターです。とはいえ、コメディ的な演技などやり過ぎないように考えながら、やりすぎることも計算して演じています。

【大倉忠義(根津昇平役)コメント】
(作品について)自分の見ていない撮影もいっぱいあって、作品全体がどうなっているんだろうという期待感があります。
また、色々なアクションシーンもあるのですが、スタッフさんの話を聞いているだけで凄そうです。そんな中に自分が存在していられるのが嬉しいですね。物語の疾走感に、驚きもあり、感動もあり、観終わったら凄いスッキリした気分で晴れやかに映画館を出て行けるかなと思います。期待していてください

【大島優子(瀬利千晶役)コメント】
(スノーボードをしながらの雪上のアクションシーンについて)9歳の時からやっているスノーボードを役として滑らせていただいたということは、本当に嬉しかったです。まだ映像を見ていないので、どういう迫力になっているかは分からないんですけれども、本当に(カメラと)向かい合いながら滑っていったので、映像を見るのが凄く楽しみです。この映画は、本当に子供の頃からスノーボードを滑っていた経験を活かせたなと思います。

公式サイト
http://www.shippu-rondo-movie.jp/

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執筆者

Yasuhiro Togawa