ヒトラ—を怒らせた最強の陸上選手“ジェシー・オーエンス”を描いた勇気の実話『RACE』(原題)が、8月より TOHO シネマズ シャンテ 他にて全国公開されることが決定致しました。
1936 年、のちに「ヒトラーのオリンピック」とも呼ばれたベルリンオリンピック。ナチス独裁政権のもと開催されたこの大会で、ヒトラーを怒らせ、歴史に名を残した陸上競技選手がいた。その名はジェシー・オーエンス。史上初の四冠を達成した彼の輝かしい活躍は、80年後の今でも多くの人に影響を与え、オリンピックの英雄のひとりとして語り継がれている。

本作は、アメリカ国内の人種差別の歴史やヒトラー政権による抑圧を打ち砕くオーエンスの勇気と決意と忍耐、そして、彼を厳しくも心から支え続けた名コーチや仲間との友情、家族の絆を描いた感動のドラマである。
伝説のジェシー・オーエンスを演じるのは、『グローリー/明日への行進』で公民権運動の活動家ジョン・ルイス役のステファン・ジェームス。
オーエンスのコーチ、ラリー・スナイダー役には『モンスター上司』のジェイソン・サダイキス。その他、オリンピック参加への鍵を握るアメリカオリンピック委員会の委員役には、オスカー俳優のジェレミー・アイアンズとウィリアム・ハートが脇を固める。本作のメガホンを取るのは『プレデター2』のスティーヴン・ホプキンス。

未だに多くのものに分け隔てがある現代にも通ずる、ジェシー・オーエンスの闘いの物語。
リオデジャネイロオリンピックが開幕するこの夏、大注目の1本です。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=54971

執筆者

Yasuhiro Togawa