中村蒼、橋本愛と初共演!!
ラーメン屋修行、バイクの猛特訓と徹底した役作りで
不器用でシャイだけど純粋で熱い初恋相手を熱演!
ンジンをかける事すら難しいバイク。さらに、橋本愛演じる紀子を乗せた二人乗りのシーンもあるため、撮影前に中村は 1 週間の猛練習。その甲斐あって、撮影本番では、橋本愛を後ろに乗せ、華麗なハンドルさばきで、颯爽と諏訪湖畔を疾走している姿を披露している。

■中村蒼、橋本愛と初共演で初恋相手役を好演!!
『バースデーカード』の主人公・紀子の初恋の相手・立石純を演じる中村蒼(25)は、寺山修司原作による舞台「田園に死す」で主演デビュー。その後もドラマ、映画、舞台と幅広く活躍。主演映画「東京難民」(’14)、映画「トワイライト ささらさや」(’14)、ドラマ「洞窟おじさん」(’15 NHKBS プレミアム)、SP ドラマ「図書館戦争 BOOK OFMEMORIES」(’15 TBS)、時代劇「かぶき者慶次」(’15 NHK)、等に出演するなど、近年では幅広い役どころを任されるほどに。ドラマ「無痛〜診える眼〜」(’15 CX)では先天性無痛症で無毛症の青年という近年でも類を見ない難役に挑戦。頭と眉も自分で剃り、ムキムキに体を鍛え、一目見たら忘れられないほど。まるで別人のレベルまで変身する徹底的な役作りと今まで培われた確かな演技力で世間に圧倒的なインパクトを与えた。今後も黒木瞳が初監督をつとめる映画『嫌な女』(6 月 25 日公開)など多数の出演作品が控えており、今最も注目されている若手俳優のひとりだ。
そんな怪演も記憶に新しい中村が今回演じるのは、橋本愛演じる主人公・紀子の初恋相手・立石純。紀子とは中学校が同じでずっと紀子とっての憧れの存在。19歳のときに偶然に再会を果たし、ラーメン屋で修業しながらしっかりと将来を見据えて精神的にも自立している立石に、紀子は再び惹かれ始める。立石の言葉に励まされ、影響されながら少しづつ自分の殻を破っていく紀子。次第に立石の存在は紀子にとって大きな存在となり、いつしかかけがえのない相手になっていく…。

■ラーメン屋修行、バイクの猛特訓と徹底した役作りに注目!!
中村は、いつか自分のお店を持つという夢に向かって日々努力している立石純の役作りのため、まず撮影前に都内のラーメン屋さんに何度も通い、実際にラーメン屋の店員の所作や麺の湯切りの修業を実施。特に湯切りの場面では監督の意向でテボザル(ザルの底が深くなっていて麺がすっぽり入るザル)ではなく平ザルを使用。実はこの平ザルがとても難しい。平ザルは、平たいザルに一定量の麺をすくい、湯をきる。バランスよくザルを振らないと湯を切ることが出来ない上、麺が落ちたり飛んでしまう。また、鍋の中に残っている麺との茹で上がりにも差が出てしまうためとても素人ができる技ではない。そのため、中村は 1 カ月間自宅のお風呂場で濡らしたタオルを麺に見立てて湯切りの猛練習。湯切りのしすぎで右腕が筋肉痛になるほど自分を追い詰めた。撮影は実際に長野県岡谷市で営業している「親ゆづりの味 一番」で行われ、中村の一連の所作を観た店長は「教えることは何もない。筋がとても良い!」と太鼓判。中村のサービス精神でその日のお昼休憩には自身が作った信州ラーメンをスタッフに振る舞い、スタッフから「とても美味しい!」と声が上がっていた。さらに1年以上離れていたバイクの運転に挑戦!劇中で乗らなければならないバイクは、最新式のではなく劇中の時代設定に合わせた旧式のバイクだったためエ

◆中村蒼 コメント
今回立石役で出演する事になりました。
原作ものが映像化される中、今作はオリジナルの作品で撮影現場では監督のこの作品にかける想い
が伝わる様な熱い演技指導を受けとても素敵な時間を過ごさせてもらいました。
主演の橋本さんは当時は 10 代だったにもかかわらずどっしりされていて、でも現場を離れると 10 代らしい表情に戻って強い部分と少し子供っぽい部分を持っている姿は本当に紀子そのものでした。

母親の愛
家族の愛の偉大さ
最後には希望が持てる映画になっています。

◆橋本愛 コメント
紀子と立石くんの関係をどう作れば二人が結婚まで行き着いてその先歩んでいけるのか、悩んでいた部分があったのですが現場でお芝居をしてすぐ、中村さんの母性をくすぐる笑顔と仕草にその答えを見ることができました。優しくて純粋で一生懸命で時に頼りになる、素敵な恋人でした。紀子の結婚相手が中村さんで良かった、と安心しました。

◆𠮷田康弘監督 コメント
不器用でシャイだけど、純粋で熱い男を演じてもらいました。中村君の優しいけど意志の強そうな眼差しと、時折り見せる親しみやすい笑顔が役にぴったりでした。役作りのために、扱いにくいバイクの走行練習をしてもらったり、ラーメン屋の店員所作や、麺の湯切りを習得してもらいました。演技も自然体で、細やかな表情が素晴らしく、役の魅力を存分に表現してくれたと思っております。何よりも笑顔が素敵です。癒されます。安心できます。

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執筆者

Yasuhiro Togawa