検索エンジンで有名な世界最大のインターネット会社“ブルーブック”でプログラマーとして働くケイレブは、巨万の富を築きながらも普段は滅多に姿を現さない社長のネイサンが所有する山間の別荘に1週間滞在するチャンスを得る。
しかし、人里離れたその地に到着したケイレブを待っていたのは、美しい女性型ロボット“エヴァ”に搭載された世界初の実用レベルとなる人工知能のテストに協力するという、興味深くも不可思議な実験だった…。

先日行なわれた本年度アカデミー賞にて『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『オデッセイ』『レヴェナント:蘇えりし者』などの並み居る大作を退け、見事に視覚効果賞を受賞した『Ex Machina』が、ラテン語で“機械仕掛けの”という意味の原題を活かした『エクス・マキナ』という邦題で、6/11(土)より、シネクイント他にて全国ロードショーされることが決定致しました!

美しい女性型ロボット“エヴァ”には、先週末より日本でも公開された『リリーのすべて』で本年度アカデミー賞助演女優賞を受賞し、10月に日本公開予定となる『ジェイソン・ボーン』ではヒロインを務め、ルイ・ヴィトンの2015年秋冬キャンペーンのミューズとしても活躍するなど、今最も旬な女優として注目を集めるアリシア・ヴィキャンデル。

また、“ブルーブック”社員のケイレブには、日本でも大ヒットを記録した『アバウト・タイム 〜愛おしい時間について〜』でタイムトラベル能力を持つ主人公のティムを演じ、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』ではファースト・オーダーを指揮するハックス将軍に抜擢されるなど、実力派俳優として活躍するドーナル・グリーソン。

そして、“ブルーブック”社長のネイサンには、『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』でゴール
デングローブ賞を始め数々の映画賞にて主演男優賞にノミネートされ、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』ではレジスタンスで宇宙一のパイロットのポー・ダメロンを演じるなど、演技派俳優として名高いオスカー・アイザック。

さらに、本作で監督デビューを果たし、本年度アカデミー賞にて脚本賞にノミネートされたのは、『ザ・ビーチ』の原作者で、『28日後…』『わたしを離さないで』で脚本を務めるなど、数多くの話題作を手掛けているアレックス・ガーランド。

VFXを駆使したスタイリッシュなビジュアルと、登場人物も場所も限定されたミニマムなストーリーテリングで、人間と人工知能の主従関係を巡る心理戦を描いた、全てがアップデートされた最新のSFスリラーが遂に解禁!

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執筆者

Yasuhiro Togawa