主演の多部未華子史上、最強にキュートでコミカル、そして破天荒なヒロインが魅了する本作が全国公開を迎え、Yahoo!映画レビューでは5点満点中4.21点(2016.4.14付)、ぴあ映画初日満足度1位(4月2日ぴあ調べ)、さらにSNSでも爆笑と感動の声が続々とあがり、高評価を得ております。

実はこの『あやしい彼女』は今、全世界で製作され、多くの人の心を魅了し続けています。
最初に作られたのは、2014年韓国版の『怪しい彼女』。865万人を動員し社会現象を巻き起こす大ヒットを記録!
次いで、中国では『20歳よ、もう一度』というタイトルで製作され、その観客動員は1,160万人となりました。さらに『ベトナム版怪しい彼女』は、なんと同時期に公開された『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』をおさえ、ベトナム歴代興行記録1位を樹立。他にも、インドネシア、タイ、インドなどのアジア各国のみならず、ドイツでも製作されることが決定、そしてアメリカも名乗りを上げるなどまさに世界中に『あやしい彼女』が広がり続けています。

そんな各国の『あやしい彼女』、は製作される国ならではのエッセンスを加え、魅力的な作品に生まれ変わっています。
日本では多部未華子が演じ、そのキュートな表情と透き通るような歌声で観客の心を虜にした主人公:大鳥節子。
各国でも魅力あふれる女優陣が熱演していますが、その役名も、オードリーヘップバーン(日本/韓国)、テレサテン(中国)、タン・ガー(ベトナム)とその国々で国民に愛される人物へのオマージュが込められました。

また、細かなシーンにも、その国ならではの魅力が盛り込まれています。
主人公(日本版では多部が扮する大鳥節子)が、追いかけてきた音楽プロデューサー(日本版では要潤扮する小林)を撃退するシーンで、多部未華子が握っていたのは“フライ返し”。韓国では“お魚”、中国は“大根”、そしてベトナムは“鶏の足”…!と手に持っているものも様々。日本版の『あやしい彼女』はもちろん、世界の『怪しい彼女』も併せて観ていただくのも、本作の楽しみ方のひとつ!
世界を魅了する『あやしい彼女』に今後もご注目ください!

比較映像
https://www.youtube.com/watch?v=4bp8BpL6NLY

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執筆者

Yasuhiro Togawa