「アナと雪の女王」「ベイマックス」のディズニーが贈る、最高にユニークな動物たちの“楽園”を舞台にした感動のファンタジー・アドベンチャー『ズートピア』。3月4日(金)に全米公開された本作は、ディズニー・アニメーション史上No.1のオープニング興収を記録し、異例の3週連続首位を獲得。本年度ナンバーワンの興行収入を叩き出し、世界各国で絶賛の声があとを絶たない。
その高評価の1つが、可愛らしい動物たちの目線で語られる人間世界が抱える社会問題への提議。本作で監督たちが掲げる「ズートピアは、まさに人間世界の縮図であり、性別、年齢、学歴、出身地などの違いから生まれる偏見や違いを描いている。その違いを個性として認め合うことが出来たら、人生はもっと豊かになるだろう。」というメッセージが、大人たちにもターゲットを広げ、あらゆる世代が楽しめる作品としているようだ。
世界中で絶賛の声があがる中、日本公開から一足早く本作を鑑賞したスタジオジブリ プロデューサー鈴木敏夫氏からの絶賛コメントが到着した。

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こんな映画がなぜ誕生したのか?
動物たちが主人公なので子ども向けかと思ったら大間違い。
この作品は、資本主義の果てに、どういう社会が生まれるのかを暗示している。
ディズニー映画の中でもずば抜けた傑作です!
スタジオジブリ 鈴木 敏夫
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誰もが楽しめる分かりやすいストーリーに最新技術を駆使した映像、作品に込められた大きなメッセージと総合的に本作を大絶賛した。また、インタビュー時には「宮崎吾郎と一緒に観たんだけれど、彼も物語の内容や表現力にびっくりしていましたよ。僕も観たあとすぐに宮崎駿のところに行き、「すごいの観ちゃった!」と報告しました。」と鑑賞直後のエピソードも明かしてくれた。
動物が人間のように暮らす大都会、ズートピア。誰もが夢を叶えられる人間も顔負けの超ハイテク文明社会に、史上最大の危機が訪れていた。立ち上がったのは、世の中をより良い場所にしたいと夢見る新米警官、ウサギのジュディ。夢を忘れたサギ師のニックを相棒に、彼女は奇跡を起こすことができるのか…?「アナと雪の女王」「ベイマックス」のディズニーが“夢を信じる勇気”にエールを贈る、感動のファンタジー・アドベンチャー。
本作の監督は日本でも根強い人気を誇る『塔の上のラプンツェル』のバイロン・ハワードと大ヒット作『シュガー・ラッシュ』のリッチ・ムーア。ディズニー・アニメーションの第3黄金期の勢いを加速させた実力派の制作陣が集結した。
世界中に旋風を巻き起こしている『ズートピア』。4月23日より全国公開となります。ぜひご期待ください

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執筆者

Yasuhiro Togawa