フランスで半年以上のロングランヒットを記録し、100万人を動員した映画『愛しき人生のつくりかた』が2016年1月23日(土)よりBunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショーとなります。この度、主人公の“おばあちゃん失踪”に関わる本編映像が解禁となりました。

マドレーヌはパリに暮らすおちゃめで可愛いおばあちゃん。長年連れ添った夫に先立たれ、夫の遺品を整理しながらアパルトマンで過ごしていた。唯一の楽しみは、親友のように仲良しな孫のロマンとおしゃべりをすること。まだまだ元気とはいえ、80歳を越えた母のひとり住まいを心配する息子たちは、半ば無理やり老人ホームへの入居を決めてしまう。マドレーヌの人柄を知るロマンは入居に反対していたのだが—。

住み心地の良かった家を離れ、殺風景で、味気ない食事にうんざりするマドレーヌ。ホームで暮らす老人たちは皆一様に寂しげで、マドレーヌは気が滅入るばかり。そんな彼女の心の支えは、やはり気の合う孫のロマンとの楽しいひとときだ。しかし、気晴らしにと出かけたドライブのさなか、マドレーヌはある事実を知ってしまう。その翌日、老人ホームからマドレーヌの姿は消えていた。

特別映像は、マドレーヌ失踪を知らせに父ミシェルが息子ロマンの家へとやって来る場面から始まる。冷静に事態に対処しようとするロマンとは対称的に、慌てふためき、やり場のない思いを爆発させるミシェル。祖母の一大事という緊迫した場面にも関わらず、情けない姿の父に向けられる息子のまなざしが何とも微笑ましい。この後、二人がどんなアクションを起こすのか、そしてマドレーヌはいったいどこへ消えてしまったのか。続きは本編にてお楽しみいただきたい。

映画『愛しき人生のつくりかた』は2016年1月23日(土)Bunkamuraル・シネマほかにて公開。

https://www.youtube.com/watch?v=6uV-ZMLlzM4

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執筆者

Yasuhiro Togawa