アップル社の共同設立者であり、デジタルテクノロジーの常識を変えた世界で最も有名なカリスマ、スティーブ・ジョブズの生き様の全てが詰まったハイクオリティな人間ドラマ『スティーブ・ジョブズ』が、東宝東和配給にて2月12日(金)より公開となります、。

この度、ジョブズが人前とは別の顔を覗かせるシーンの映像を解禁させていただきます。

『スティーブ・ジョブズ』クリップ映像“John Asks Steve About Being Adopted”
https://youtu.be/cjexiunc0bw

パソコンか携帯電話さえあれば、指1本動かすだけで、いつでもどこでも世界中とつながることができる。現代では当たり前のライフスタイルも、この男がいなければ、きっとまだ実現していなかった。ジョブズの生涯の最も波乱に満ちた時期の3大製品──1984年のMacintosh、Appleを追われて作った1988年のNeXT Cube、Appleに復帰して発表した1998年のiMacという重要な3つのフェーズで、ジョブズが人々の心をわし摑みにした伝説のプレゼンテーション〈直前40分の舞台裏〉を描き出し、ただ単に人生を追うだけの伝記映画とは一線を画す一級品に仕上がっている本作。
原案はジョブズ本人、家族、関係者への約3年にわたるインタビュー等を基に執筆された唯一無二の記録本であり、ジョブズ自身が伝記作家ウォルター・アイザックソンに頼み込んで完成し、日本でも上下巻合わせ100万部を越えるベストセラーとなっている同名著作。
『スラムドッグ$ミリオネア』のダニー・ボイル監督、『ソーシャル・ネットワーク』の脚本を手がけたアーロン・ソーキンがタッグを組み、高い演技力が世界中で評価されたマイケル・ファスベンダーがジョブズを熱演。共演にはケイト・ウィンスレットが名を連ねるなど、アカデミー賞常連の錚々たる面々が一挙集結。先日発表された第73回ゴールデン・グローブ賞では助演女優賞、脚本賞を堂々受賞、第88回アカデミー賞では主演男優賞、助演女優賞にノミネートし、その受賞の行方に期待がかかっております。

本映像で公開されたのは、Macintosh発表2分前のシーン。スティーブ・ジョブズと、かつて彼と名コンビと言われ、やがてジョブズを退社に追いやる事になるCEOのジョン・スカリーが舞台袖で会話を交わしていると、それまでジョブズの言動を聞いていたスカリーは突然「養子は選ばれた者だ、なぜ疎外感を覚える?」とジョブズに問いかけます。生まれてすぐ養子に出されたという過去があるジョブズですが、スカリーの言葉に対しては否定。経営陣と対立や、自らの生い立ちに対する様々な想いが彼の中で交錯している様子を見せながら、幼い日の自分を見つめているかのようにどこか遠くを見据え、一言つぶやきます。
「支配できない。人生最大のイベントの最中 蚊帳の外。

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執筆者

Yasuhiro Togawa