ワーナー・ブラザース映画 配給にて、2月20日(土)公開のアクションサスペンス映画『X-ミッション』(原題:POINTBREAK)。

本作は、世界初の試みとなる有名トップアスリートが前代未聞のノーCGリアルアクションに挑み、世界4大陸11ヶ国の秘境/絶景でかつてないスケールで繰り広げられるアクションサスペンス大作です。
本作で描かれる物語は、“極秘ミッション”。若きFBI捜査官ユタが潜入捜査した謎の犯罪集団の正体は、エクストリーム・スポーツを駆使する、死をも恐れない特殊なスキルを持つ男たちだった。出演は、ボーディ役をエドガー・ラミレス(『ボーン・アルティメイタム』)、ジョニー・ユタ役をルーク・ブレイシー(『スパイ・レジェンド』)が演じます。さらに、テリーサ・パーマー(『ウォーム・ボディーズ』)、デルロイ・リンドー(『サハラ 死の砂漠を脱出せよ』)、レイ・ウィンストン(『ノア 約束の舟』)など実力派俳優が集結。

 この度、エクストリームスポーツの中で最も危険とされ、本作に登場するウィングスーツ・フライングシーン撮影の度胆抜かれる
圧巻な特別映像が到着いたしました。

本作で、カリスマ的存在のボーディ率いる犯罪集団は、ある目的を果たすため、8つのミッションに挑みます。そのミッションの1つにウィングスーツ・フライングがあり、今回、到着した映像ではこの超危険な撮影現場が納められています。
ウィングスーツ・フライングはムササビのような特殊なスーツを着用し、スカイダイビングなどと同じようにヘリコプター等で空上空もしくは、崖や渓谷、高いビルから飛び降りるという超危険度の高いスポーツ。時速は約400km近くを出し、断崖などの障害物とスレスレの状態で飛ぶため衝突事故が起こったり、着陸直前10秒〜15秒前にパラシュート開かなくてならないなど、常に命を落とすリスクと隣り合わせです。そして、年間20名余りが命を落としています。そのため、最低200回以上のスカイダイビングの経験が必要とされ、鍛練を積んだ人しかできないまさに究極のスポーツ!

この命賭けのスタント撮影のためスイスのヴァレンシュタットに集結した世界一流のアスリートたち。「長時間のウィングスーツ場面はこれが映画史上初なんだよ。」と語るのは、ウィングスーツ・パイロットで撮影を担当したジェイムズ・ブール。さらに、「僕は人類最高のスタントを目撃したんだ。CGは全く使っていないよ!集団行動はさらに複雑なんだ!」とテクニカル・アドバイザーのジェブ・コーリスは撮影を振り返っています。さらに、メガホンをとったエリクソン・コア監督は、「彼ら(谷の)狭い裂け目を時速230キロ以上で滑走していて、まさに命懸けのスタンドだよ!エクストリームスポーツの最高のアスリートたちだ!」と称賛しています。

1人でも超危険な滑走を本撮影では、なんと4人でフォーメーションを組んでの滑走に挑戦、ライダーの手足や頭に付けられたカメラと、地上に設置されたカメラで撮影された映像はスピー度感に溢れ、臨場感満載の映像は圧巻です!
日本で唯一のプロウィングスーツ・パイロットである伊藤慎一氏も「無謀と思える挑戦!ただでさえカーブが多く飛行が困難で、ひとつ間違えれば即崖に激突してしまうあの渓谷。これまでカメラマンと単独で飛行したウイングスーツ・パイロットはいますが、映画ではフォーメーションを組んで飛行。度肝を抜かれました。実写ならではのスゴイ迫力!」と語り、プロの目から見てもどれほどの危険を伴って撮影したか伺えます。コア監督も「ウィングスーツというのは大変危険なもので、瞬時にして死に至ることがある。ギネスブックの世界記録を4つも破ったジョナサン・フロレスはこの映画で撮影もしており、特にすばらしい仕事をしてくれた。しかし、残念ながら本作の撮影の3カ月後に自身の競技中に他界してしまった。」と敬意を込めて話しています。
最近、メディアやネット上で衝撃の映像として紹介されジワジワと注目度上昇中のウィングスーツ・フライング。ただ、決して誰でもできるスポーツではないのでご注意を!体感したい方は、『X-ミッション』を観るしかない!ライダーの目線でスクリーンいっぱいに広がる絶景とスピード感を劇場で体感できるはず!

◆『X-ミッション』ウィングスーツ・フライング特別映像
https://www.youtube.com/watch?v=jHINKt_a0Sk

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執筆者

Yasuhiro Togawa