東宝東和が配給いたします、ギレルモ・デル・トロ監督の最新作にして、監督史上、最も美しいダークなミステリー、『クリムゾン・ピーク』が2016年1月8日(金)より公開いたします。本作は、『パンズ・ラビリンス』『パシフィック・リム』を手掛けたギレルモ・デル・トロ監督の約3年ぶりとなる最新作。細部まで作り込まれた屋敷を舞台に、“怖さ”と“美しさ”が創り出す、監督ならではの世界観が広がっています。監督自身、今年開催されたコミコンで、「これまでの中でも大好きな三本の映画のうちの一本。そして個人的に最も美しい映画だと思っている」と話すほど、ギレルモ・デル・トロ監督史上、最も美しい極上のゴシック・ミステリー作品です。
この度、デル・トロ監督が“重要な空間”と位置づける、屋敷の“廊下”の全貌が明らかになる特別映像が到着しました!

英国の人里離れた場所にぽつんと立てられ、何世代もの暗い秘密を抱える荒れ果てた屋敷“アラデール・ホール”。本作で最も重要な要素となり、ストーリー展開の器としての役割も担っている広大なゴシック様式の屋敷は、約6ヶ月かけて完成させたセットであり、デル・トロ監督の独創的なイマジネーションが至る所に反映されています。
そして今回公開された映像では、不気味な屋敷の内部につづき、デル・トロ監督がとても大事な空間と考える廊下の全貌が明らかになっています。「ゴシック調の廊下は、私のお気に入りのセットだ」と話すように、映像内では蝶が描かれた壁紙や、シルエットを人の形に似せたアーチなどが映し出されており、監督の細部に至るこだわりが見てとれます。

また、屋敷の主人であるトーマス役を演じたトム・ヒドルストンは、「トーマスはこの場所を避けようとするんだ。そこには恐ろしい秘密が隠されているからね」と話します。トーマスと結婚し新たな生活を始めようとする主人公のイーディス、そんな彼女に何かを伝えようと姿を現すのは悪夢のような幻影や深紅の亡霊たち。その中でも廊下のシーンは一際恐怖と戦慄に満ちており、さらにそこには屋敷に隠された秘密を暴く重要な物が眠っているのです。不可解な現象に誘われ、やがてその秘密を知ってしまうイーディスの身に起こるさらなる恐怖とはー?恐ろしくも美しい屋敷で起こる衝撃の展開と結末に是非ご期待ください!

▼『クリムゾン・ピーク』特別映像“CP_IRememberGhosts”
YouTube:https://youtu.be/1UwtAJctPfk

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http://data.cinematopics.com/?p=53904

執筆者

Yasuhiro Togawa