東宝東和が配給いたします、ギレルモ・デル・トロ監督史上、最も美しい極上のゴシック・ミステリー『クリムゾン・ピーク』が1月8日(金)より公開となりました。

本作は、『パンズ・ラビリンス』『パシフィック・リム』を手掛けたギレルモ・デル・トロ監督の約3年ぶりとなる最新作。細部まで作り込まれた屋敷を舞台に、“怖さ”と“美しさ”が創り出す、監督ならではの世界観が広がっています。監督自身、「これまでの中でも大好きな三本の映画のうちの一本。そして個人的に最も美しい映画だと思っている」と話すほど。

本作を一足先に本作をご覧になった人々からは、映像の美しさに称賛の声が多く上がっており、ゲームデザイナーの小島秀夫さんは、「冒頭のユニバーサル・ロゴから、エンド・クレジットに至るまで、何処を切り取っても、ギレルモ・デル・トロ監督のセンスと才能に満ち溢れている。耽美で怪奇なロマンティシズム。ジャンル分けなど無用だ。本作「深紅に染まる山頂(クリムゾン・ピーク)」は、まさにデル・トロ色に染まる至極の119分。」と、絶賛コメントを寄せています。

本作の中で最も注力され、ギレルモ・デル・トロ監督が妥協を許さなかった、屋敷“アラデール・ホール”。この度、ミア・ワシコウスカ、トム・ヒドルストンはじめ、オールキャストや監督、美術スタッフが語り、屋敷の美しさの秘密が明らかになる映像が到着いたしました。

本映像は、ゴシック建築の広大な屋敷アラデール・ホールの内観とともに、メイキング映像を交え、その美しさやこだわりについて明かされています。「屋敷のセットは本当に見事よ」と語るのは、主人公イーディスを演じる、ミア・ワシコウスカ。ルシール役のジェシカ・チャステインは、「初めて見た時、圧倒されたわ」、そして、イーディスの幼なじみ、アラン役のチャーリー・ハナムも、「細部へのこだわりが驚くほどすばらしい」と大絶賛。「美しくありながら、その家はゴーストの象徴でもある」と話すデル・トロ監督が、模型を中心に話し合っている姿は、どれほど彼の熱量が注ぎ込まれているかが明らかです。
また、アートディレクターのブラント・ゴードンは、「監督が求めていたのは、呼吸をしているような屋敷」と語り、「セットを作り上げる作業も楽しかったが、そこで演じる役者たちを見た時は、最高の気分だった」と振り返ります。美術のトム・サンダースも同様に、「本作のために全部品を特別にデザインし、いいものだけを取り入れた」、「暗いながらも魂を感じさせる家、それをデザインで表現した」と、そのこだわりが感じ取れるほど、隅々まで内観が映し出される映像です。まさに、トム・ヒドルストンが言うように、「スタッフの努力の結晶」である、デル・トロ監督最高峰の屋敷アラデール・ホール。この怖ろしくも美しい屋敷に隠された秘密とは…?

公式YouTubeアドレス: https://youtu.be/nIJvEB7xWB4 

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執筆者

Yasuhiro Togawa