映画を超えた史上空前のエンターテインメント「スター・ウォーズ」。その出現は世界中を熱狂の渦に巻き込み、やがて“現代の神話”となって人々を魅了し続けた。そして遂に、全世界が待ち望む新たなる3部作の1作目『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が世界各地で公開された。そして公開から3週間を待たずして全米の興行記録を塗り替えることになった。
12月18日の公開から20日目となる1月6日までの全米興行収入は7億6100万ドル(※約913億2000万円)を突破。これは2009年に『アバター』が記録した7億6050万ドル(※約912億6000万円)を上回り、全米の興行収入歴代1位となった。さらに、『アバター』は318日間の興行でこの記録を打ち立てたのに対し、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が要したのはわずか20日間。15倍以上のスピードでの記録達成となった。既に前人未踏の領域に入った本作の全米興行収入記録をどこまで伸ばすのか注目が集まっている。※1ドル=120円換算

日本では、初登場で週末興行収入№1を記録、3週目の土日も動員52万1980人、興行収入8億2665万5600円と他作品を寄せ付けぬ圧倒的な成績で3週連続週末興行収入成績1位に輝いた。
日本の1月6日までの20日間の興行成績は動員458万7708人、興行収入70億7103万2600円を記録。これは23日間で70億円突破した『アナと雪の女王』(最終興行収入254.8億円)を3日上回るペースで、日本でも最終成績をどこまで伸ばすのか注目されている。
スター・ウォーズ”イヤーは2016年にも突入。『スター・ウォーズ』の快進撃には世界の映画業界が大きな期待を寄せている。

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』主な全米興行新記録

★歴代興行収入No.1 更新中
★初日興行収入No.1 1億1910万ドル
★オープニングウィークエンド興行収入No.1 2億4790万ドル
★第一週目興行収入No.1 3億9085万ドル
★歴代金曜最高興行収入(1億1910万ドル)、同日曜(6055万ドル)、同月曜(4010万ドル)、同火曜(3730万ドル)
★クリスマス・デイ最高興行収入(4930万ドル)、ニュー・イヤーズ・デイ最高興行収入(3439万ドル)
★興行収入1億ドル最速到達(21時間)、興行収入2億ドル最速到達(3日間)、興行収入3億ドル最速到達(5日間)、
興行収入4億ドル最速到達(8日間)、興行収入5億ドル最速到達(10日間)、興行収入6億ドル最速到達(12日間)、
興行収入7億ドル最速到達(16日間)

同・主な世界興行新記録

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執筆者

Yasuhiro Togawa