このたび、先日死去した野坂昭如氏の不朽の名作として、昭和43年以来ロング&ベストセラーとなっている直木賞受賞作を2008年に実写映画化した「火垂るの墓」(日向寺太郎監督)が、東京・秋葉原で開催される第1回秋葉原映画祭(開催:2016年1月8日〜1月11日)にて、特別追悼上映されることが決定いたしました。

2008年公開当時、野坂氏は映画化にあたり「この映画は、戦争を知らない人たちがつくっている。小説では伝えきれないものを伝えている。少しでも戦争の実態に触れてもらえたら有り難い。」とコメントしており、戦後70年以降も、戦争の悲劇を次の世代へと語り継いでいきたいという思いで今回の上映を企画していただきました。

■「火垂るの墓」概要■   
上映日時:2016年1月9日(土) 19時30分〜
会  場:秋葉原UDX THEATER4F
作品概要:原作:野坂昭如(新潮文庫刊「アメリカひじき・火垂るの墓」より)、 監督:日向寺太郎、脚本:西岡琢也 音楽:Castle In The Air
出演:吉武怜朗、畠山彩奈、松坂慶子、松田聖子/
江藤潤、高橋克明、山中聡、池脇千鶴、谷内里早/
原田芳雄、長門裕之
(C)2008『火垂るの墓』パートナーズ
(2008/カラー/100分/ビスタサイズ)

■秋葉原映画祭概要■
開催期間:1月8日(金) 〜1月11日(月・祝)
会  場:秋葉原UDX THEATER
オフィシャルサイト:http://akibafes.com
オープニング作品:シンドバッド-魔法のランプと動く島-
注目作品:百日紅-Miss HOKUSAI-

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執筆者

Yasuhiro Togawa