2月11日(木・祝)より全国公開いたします映画『キャロル』(配給:ファントム・フィルム)。
『ドラゴン・タトゥーの女』で、いきなりアカデミー主演女優賞にノミネートされた若手女優ルーニー・マーラと、『ブルー・ジャスミン』でついにアカデミー主演女優賞を射止めた大女優ケイト・ブランシェットが競演。監督は、『エデンより彼方に』の鬼才トッド・ヘインズ。原作は、『見知らぬ乗客』『太陽がいっぱい』の大人気作家パトリシア・ハイスミスが別名義で発表しながらも大ベストセラーとなった幻の小説。
50年代ニューヨークを美しく再現した魅惑的な衣装、名曲の数々、流麗なキャメラ……。まさに夢のような映画にワールドプレミアとなったカンヌは熱狂に包まれ、ルーニー・マーラが見事女優賞の栄冠を手に。

11/20(金)、アメリカのニューヨークとロサンゼルスの4館で先行公開を迎え、大ヒットスタートを切り、有力紙・批評サイトでは
「ケイトとルーニー、今年のアカデミー賞確実!!」 —The Rolling Stone
「エレガントでクール、眩惑的でミステリアスな魅力に震える」 —NYタイムズ
「数々の素晴らしきラブストーリーの殿堂に、新たな傑作が仲間入りした」 —LAタイムズ
など、今年最大級の賛辞で迎えられ、昨年12/10(木)に発表された、アカデミー賞の行方を占う最大の前哨戦として注目される第73回ゴールデングローブ賞において、本作が作品賞・監督賞・作曲賞、そして異例となるケイト・ブランシェットとルーニー・マーラの二人が主演女優賞にWノミネートし最多となる4部門5ノミネートを達成し華麗にアカデミー賞レースのトップに立った本作。
1月3日に発表された全米映画批評会協会賞で、監督賞(トッド・ヘインズ)、撮影賞の2冠を受賞いたしました。

同賞を運営する全米映画批評家協会(NSFC)は全米のおよそ60名の映画批評家で構成されており、ゴールデングローブ賞はもちろん、各批評家賞や組合賞同様、オスカーの行方をうらなう前哨戦として注目される映画賞です。
トッド・ヘインズが監督賞を受賞した同賞は、『スポットライト 世紀のスクープ』のトム・マッカーシー、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のジョージ・ミラーら『キャロル』に続いてオスカーレースを争う監督たちを抑えての受賞となりました。

ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラ、二人の女優がおりなす、夢のように美しく、忘れられない愛の名作『キャロル』は
1月10日※のゴールデン・グローブ賞発表、1月14日※のアカデミー賞のノミネーション発表を経て2/11に日本で公開となります。(※日付は全てアメリカ時間)今後もぜひ本作にご注目ください。

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執筆者

Yasuhiro Togawa