『海炭市叙景』『そこのみにて光輝く』に続く、孤高の作家・佐藤泰志 函館三部作最終章
邦画界を支える豪華スタッフ・キャスト陣が圧倒的な力で紡ぐ大人のラブストーリー

『海炭市叙景』(10’/熊切和嘉監督)、『そこのみにて光輝く』(14’/呉美保監督)に続く、孤高の作家佐藤泰志原作の“函館三部作”

最終章「オーバー・フェンス」(「黄金の服」所収 小学館)が、同名タイトル『オーバー・フェンス』として映画化され、この度、2016年9月にテアトル新宿他全国公開することが決定しました。(配給:東京テアトル+函館シネマアイリス(北海道地区))

本作は、佐藤泰志自身が執筆活動を諦めかけた頃、函館の職業訓練校にて送った自身の経験を基に執筆し、最後の芥川賞候補作品となった「オーバー・フェンス」を原作としており、描かれるテーマは「共に生きる」。主人公・白岩役をオダギリ ジョー、白岩と恋に落ちる女性・聡(さとし)役を蒼井 優、白岩と同じ職業訓練校の生徒・代島役を松田翔太という豪華キャストが集結。さらに、『苦役列車』『味園ユニバース』など闇を抱えた人間たちに柔らかな光を与える名手・山下敦弘監督、そして脚本・高田亮、音楽・田中拓人、撮影・近藤龍人、照明・藤井勇ら『そこのみにて光輝く』などで高い評価を受け続けるスタッフ陣が再集結。邦画界を支えるスタッフ・キャストが圧倒的な底力で紡いだ、2016年注目の大人のラブストーリーが誕生!

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執筆者

Yasuhiro Togawa