「恋人のような夫婦でいつまでもいたい!」と理想を追い求めても、なかなか難しい現実。しかし映画を観る時くらいは、若いころを思い出しながら心ほっこりしたい。この冬、そんな夫婦にぴったりの心温まるデートムービーがミニシアターに登場する。

1つはフランスで半年以上のロングランヒットを記録し、100万人を動員した映画『愛しき人生のつくりかた』。1月23日(土)よりBunkamuraル・シネマにて公開となる。物語は最愛の夫に先立たれたおばあちゃんが突然、パリから姿を消したことから始まる家族3世代の人生の輝きを描いた感動作。この物語に登場するおばあちゃんの息子のミシェルは自分が老いていく現実に耐えられず、おばあちゃんのお世話もしなければいけない優柔不断な夫。そんな夫と仕事も順調で活発な妻の夫婦仲は微妙な仲に発展するが、おばあちゃんの失踪をきっかけに、この夫婦にも変化の兆しが訪れ・・・。リアル世代にとっては、夫婦のシビアな現実に思わず共感!それでもお互いへの愛情を忘れない不器用な夫婦に思わず微笑んでしまう、心温まる大人のフランス映画!

1月30日(土)にシネスイッチ銀座ほかにて全国公開される『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』も夫婦で観るべきデートムービー。モーガン・フリーマンとダイアン・キートンが、夫婦役で初共演を果たしたドラマ。夫婦生活40年、ニューヨーク・ブルックリンのアパートメントの最上階に新婚以来暮らしている夫婦は夫の体調を考慮し、アパートメントを売る事に。しかし購買希望者への内覧日当日、予測不可能な辞退が次々起こり・・・・。住み慣れた我が家への売却騒動を通じて、人生を見つめ直していくヒューマンドラマ。まさに、いつまでも笑い合って過ごしたいと願う夫婦にぴったりのデートムービー!

長年連れ添った夫婦の久々のデートにぴったりのミニシアター映画2作。この冬は是非、映画館で肩を寄せ合い、恋人の頃に戻ったような映画デートをしてみてはいかがだろうか?

映画『愛しき人生のつくりかた』は1月23日(土)よりBunkamuraル・シネマほかにて全国順次公開。

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa