2016年は、日本楽壇の泰斗かつ日本映画音楽界の巨人 伊福部昭(1914-2006)の歿後10年の節目の年にあたります。神道では歿10年を〈十年祭〉として盛大に謳い、故人を偲びます。スリーシェルズ、伊福部昭百年紀も種々様々なコンサート、イベントに関わっておりますが、スリーシェルズ所属の小林淳による『伊福部昭綴るII』の刊行を祝い「伊福部昭十年祭」が新宿で開催される!
●伊福部昭百年紀主催「伊福部昭十年祭──『伊福部昭綴るII』刊行を祝って──」開催決定! お客様参加募集のお知らせ●

日本楽壇の泰斗かつ日本映画音楽界の巨人であります伊福部昭先生(1914-2006)がご逝去されましてから早10年が経過いたします。2016年は伊福部先生の歿後10年の大きな節目の年にあたります。神道では歿10年を〈十年祭〉として盛大に謳い、故人を偲びます。それに呼応いたしまして音楽界におきましても種々様々なコンサート、イベントが企画されているようです。

伊福部昭百年紀も昨年(2014年)の〈伊福部昭生誕百年〉のムーブメントの一端を担わせていただきました経験をふまえまして、〈十年祭〉でも伊福部先生のご業績を後世に伝え、ファンの皆様に楽しんでいただけるような催し物を鋭意企画しております。

つきましては、その一環といたしまして、〈伊福部昭十年祭〉を迎えます2016年2月8日の伊福部先生のご命日に合わせ、伊福部昭百年紀による「伊福部昭十年祭」記念会を企画いたしました。また、伊福部昭百年紀スタッフの一人であります小林淳(映画関連文筆家)が〈伊福部昭十年祭〉記念企画として編集いたしました『伊福部昭綴るII──伊福部昭 論文・随筆集──』(ワイズ出版刊)が2月初旬に全国発売の運びとなります。その出版パーティーも兼ねまして、伊福部先生のファンの皆様、伊福部先生ご関係者の皆様とともに、〈伊福部昭十年祭〉に祝意を捧ぐ会を挙行させていただきたいと存じます。

当日は伊福部家ご長男・伊福部極様を主賓にお招きいたしまして、皆様とご一緒に伊福部先生の思い出、伊福部昭先生が遺されました音楽遺産に想いを馳せるお話などで楽しい時間を過ごしたいと思っております。開催会場の「中国料理 桃里」は、極様がご両親とお食事を楽しまれた思い出のお店と仄聞いたしております。伊福部先生が舌鼓を打たれたお料理を味わいながら、皆様と〈伊福部昭十年祭〉をお祝いいたしましょう! 多くの伊福部先生ファン、伊福部音楽ファンの皆様のご参加を賜りたく、ここに謹んでご案内をさせていただきます。

日時:2016年2月7日(日曜日)/12:00開始(受付:11:45)より(2時間ほどを予定)

場所:ホテルオークラレストラン新宿「中国料理 桃里」 (〒163-0550 東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル48FコンファレンスB(貸し切り)/電話03-3345-0598)

会費:10,000円(当日、受付にして頂戴いたします。なお、会費には当日配布されます『伊福部昭綴るII──伊福部昭 論文・随筆集──』代金も含まれます)

本会のご参加には事前予約が必要となります。ご参加希望の方は伊福部昭百年紀:鈴木正幸までご連絡をお願い申し上げます。

申込み先:urano-rakuda@ezweb.ne.jp

上記アドレスにタイトル「伊福部昭十年祭 記念会」と明記され、本文にご芳名、ご連絡先、参加人数等をご記入され、お申し込み下さいませ。

本会はスリーシェルズ・西耕一、鈴木正幸、小林淳、矢内露紀等、2015年5月の新宿都庁における「宝田明:盤寿を祝う会」、10月のクルーズクルーズ池袋店における「中野昭慶:傘寿を祝う会」のスタッフが運営に携わります。伊福部昭百年紀では当日、複数のサプライズを企画しておりますので、こちらのほうにもご期待をお寄せいただきたいと思っております。
なお、堅苦しさのない、ざっくばらんとした打ち解けた会にしたいとの私どもの想いもございまして、当日は平服でご来場いただきたく、お願い申し上げます。

皆様のご参加を伊福部昭百年紀一同、心よりお待ち申し上げております。

「伊福部昭綴るII──伊福部昭 論文・随筆集──」小林淳編纂、伊福部昭著

A5判・ソフトカバー・160頁・定価1600円+税

2016年2月8日発売予定

構成

●序文/伊福部昭先生のこと(宝田明)
●第1章:来歴を綴る
●第2章:論文・随筆
●第3章:公演プログラム等への寄稿
●第4章:自作を綴る
●付章:対談・揮毫九種

執筆者

Yasuhiro Togawa