俳優・斎藤工、板谷由夏、そして映画解説者の中井圭が話題の映画を語りつくす映画情報番組「斎藤工×板谷由夏 映画工房」(WOWOWシネマで毎週月曜よる8時45分ほかにて放送中)に、今年10月から始まった新番組「私を“映画”に連れてって」(WOWOWシネマで毎週日曜日に放送中)の案内役を務める川栄李奈、クリス松村がゲストで登場、異色コラボの実現に大盛り上がりとなった。

たまたま番組収録が近くで行われていた、ということで急きょ実現した両番組のコラボレーション。最初は「わたしたちの普段の番組はまじめな感じではないので…。キレイな方とカッコいい方を前にすると緊張しますね」といつになく硬い表情を見せた川栄。「じゃ、わたしは何!」とツッコミを入れて場を和ませつつも、「今までは恋をしちゃいけないグループにいたからね。大変なの」とフォローしたクリスの言葉に、川栄も思わず笑顔に。
80年代から90年代にかけての日本映画はよく知っているというクリスと、当時のことをまったく知らない川栄が案内役を務める同番組。今回、2人がオススメするのは『つぐみ』『蒲田行進曲』『幕末純情伝』の3作品。「わたしは(舞台「AZUMI 幕末編」で)殺陣をやったので、『幕末純情伝』は見入っちゃいましたね」と川栄が切り出せば、クリスも「『つぐみ』に出ている真田広之さんが…。文句なしにすてきですよ」と。
1995年生まれの川栄だが、過去の作品には「キュンキュンしますし、今、バラエティーなどで活躍されている方が多く出演されていてビックリしました」と興味をそそられた様子。クリスも「今も活躍されている役者さんたちの若い頃が見られるのが面白いね。この人たちが後々に大俳優になっていくことは、今のわたしたちはよく知っているけれど、そういう人って当時から目立っているの。そこを監督たちは当時から見抜いている。そこが面白い」としみじみ。
さらに「この子(川栄)は、かつて映画館で並んで入っていたことを知らないの。座席指定制で観るものだと思っている。でも、『蒲田行進曲』とかでもわたしたちは映画館に並んで入っていたよね」とクリスが切り出すと、斎藤も「あれいいですよね。待ち時間にパンフレットを見たりして。あの時間が今、失われていますね」とその意見に同意。思わず「あ、斎藤さんとは話が合いそう!」とクリス。
そして最後に「また来てほしいよね」と板谷が笑顔を見せれば、斎藤も「これから5人でやるのもいいよね。それか僕らが向こうの番組に遊びに行くのもいいね」とノリノリ。そこでクリスが「出演者をシャッフルして女性同士というのもいいよね。で、わたしと工さんが一緒に番組をやるとか」とちゃっかり提案。最後まで笑いの絶えない収録となった。

このコラボレーショントークは、12月28日(月)よる9時45分(WOWOWシネマ)からの「斎藤工×板谷由夏 映画工房」でご覧いただけます。

斎藤工×板谷由夏 映画工房 毎週月曜よる8時45分 WOWOWシネマ他(無料放送)
番組HP
http://www.wowow.co.jp/movie/koubou/

私を“映画”に連れてって 毎週日曜 WOWOWシネマ
番組HP
http://www.wowow.co.jp/movie/tsuretette/
今後の放送ラインナップ
http://www.wowow.co.jp/pg_info/wk_new/010271.php

執筆者

Yasuhiro Togawa