来年から共学になる男子校と女子校。統合に先立ち両校の演劇部は合同合宿を男子校で行う事となった。颯太(小関裕太)たち男子校部員も小春(森川葵)たち女子校部員もお互いに期待と不安を抱きながら男女合同合宿はスタートしたのだが、恐ろしくて奇妙な出来事が次々に部員たちを襲っていく。そして、それは山に言い伝えられている“ドロメ”の仕業であるという事が明らかになって行く…。果たして“ドロメ”の正体とは!?

本作は高校演劇部の合宿を舞台に同じ時間軸で進行する男子、女子の物語を2つの視点、2本の作品として描く新感覚の“シンクロ・ムービー”!【男子篇】の主演を「ごめんね青春!」で一躍注目を浴び熱狂的なファンが大増殖中の小関裕太が、【女子篇】の主演を映画、TV、CMへ活動の場を広げる今最注目の若手女優、森川葵がそれぞれ務める。監督は作品が発表されるたびに物議と賞賛を巻き起こし、2/13(土)には『ライチ☆光クラブ』の公開も控える若手監督筆頭の問題児、内藤瑛亮が企画より参加。まさに注目せざるを得ない最新作『ドロメ【男子篇】【女子篇】』が遂に完成、2作品同時公開決定!【男子篇】で観るか?【女子篇】で観るか?甘酸っぱい恋愛あり、友情あり、どこか憎めない新種のクリーチャー“ドロメ”が巻き起こす、恐怖と笑いが入り混じる青春ダブルアングル・ホラーがこの春誕生!

ものがたり
海が見渡せる山の上にある男子高、泥打高校と山の麓にある女子高校、紫蘭高校は来年から共学になることが決定している。来年の統合を見据えて両校の演劇部は合同合宿を男子高校で行う事となった。颯太(小関裕太)たち男子校部員は女子部員との出会いに胸を膨らませ、女子校部員たちを待ち、小春(森川葵)たち女子校部員は男子部員との出会いに期待と不安を抱きながら男子校へと山道を向かう。道中、女子たちは崖の下で泥まみれになった観音像を見つける。男子校に辿りつき、いよいよ男女合同合宿が始まったのだが、恐ろしく、そして奇妙な出来事が次々に部員たちを襲っていく。そして、次第にそれは昔から山に言い伝えられている“ドロメ”の仕業であるという事が明らかになって行く…。

主演 小関裕太・森川葵!

小関裕太本人のコメント
今回僕ははじめてホラー映画に出演しました。本物の、使われていない学校にて早朝から深夜まで籠りっぱなしでの撮影。
夜中の校舎はもともと怖いのに、ホラー現場としての校舎は何倍もでした(笑)
ホラーなんだけど軽やかに描かれるこの作品は「なになに系の」と型にはまらないので、この映画を見てくださった、あなたの思う「型」の名前を教えてください。
最後に胸の中に残るのは「怖い」だけとは限りません。

森川葵本人のコメント
いつ何が来るかわからない怖さにずっとびくびくしながら見ました。女子編と男子編2パートに分かれていて台本で読んでいたときはいまいち想像がつきにくかったんですが、映像になって見てみたら女子編では描かれていなかった謎の部分や、ここの裏でこんなことになっていたのか!ということがあり、女子編を見て男子編を見てもう一度女子編を見たくなってしまう映画でした。そして、ドロメが可愛かったです(笑)

内藤瑛亮監督本人のコメント
ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱」第4楽章に合わせて、モンスターをフルボッコする映画を撮りたい。以前から夢想していたことがついに実現しました!

執筆者

Yasuhiro Togawa