『幸せをつかむ歌』(原題:“Ricki and the Flash”/米公開2015年8月7日)の公開日が2016年3月5日(土)に決定、合わせて予告編とビジュアルが解禁となります。

昨年『イントゥ・ザ・ウッズ』で美しい歌声を披露し、アカデミー助演女優賞、ゴールデン・グローブ助演女優賞にノミネートされたメリル・ストリープが、本作では実の娘(メイミー・ガマー)と母娘役で共演しミュージシャン役に挑戦、グラミー歌手リック・スプリングフィールドとともに数々の名曲を生声で披露します。

解禁となった予告編で描かれるのは、夢を捨てられず家族を捨ててミュージシャンになったリンダ(メリル)が、元夫(ケビン・クライン)からの電話で娘のジュリー(メイミー)が夫に捨てられたことを知り、いてもたってもいられず彼女に会いに戻った日々の光景。娘や家族との久しぶりのひとときを誠実に、ときにコミカルに描いていく。ジュリーとバンドメンバー・グレッグ(リック)との息の合ったプレイも捉えた。

この映像にも使われているリンダが歌い上げるオリジナル曲“Cold One”は、劇中にも度々登場し、娘のみならず家族との絆を再び取り戻すための鍵となる曲。アカデミー賞前哨戦の中でも大きな賞の1つである<サテライト賞>の「主題歌賞」にノミネートされている。
メリルは次回作“Florence Foster Jenkins”(原題)でも「史上稀に見る音痴なオペラ歌手」役で歌を披露することになっており、今後は天才的ななりきり演技のみならず「歌うメリル」に釘付けになること間違いなし!

 また、本作の監督は『羊たちの沈黙』でアカデミー賞®監督賞を受賞したジョナサン・デミ。脚本に『JUNO/ジュノ』で同脚本賞を受賞したディアブロ・コディ。また共演に『ワンダとダイヤと優しい奴ら』で同助演男優賞を受賞したケビン・クライン。オスカー受賞経験者が揃い完成させた、珠玉の一作です。

予告編::https://www.youtube.com/watch?v=wY1FemlPuJA

2016年3月5日(土)より、Bunkamuraル・シネマ、
ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開

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執筆者

Yasuhiro Togawa