映画を超えた史上空前のエンターテインメント『スター・ウォーズ』。
かつてその出現は世界中を熱狂の渦に巻き込み、やがて“現代の神話”となって人々を魅了し続けた。そして今、全世界が待ち望む、新たなる3部作の1作目、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」がついに初日を迎えた。

 日本に先駆けて公開した北米では、前売りチケットだけで1億ドル(※120億円)を超え史上最高を記録。初日の興行収入も2.38億ドルで歴代NO.1を記録した。他、UK・ドイツ・スウェーデン・ノルウェー・オーストリアなど15カ国で歴代の記録を塗り替え、驚異的な成績の記録ラッシュがわずか数日間で世界中を駆け巡った。これから公開を控える中国・インド・ギリシャ以外の主な国で初登場NO.1を記録した。*1ドル=120円換算

 そして待望の日本公開。12月18日(金)18時30分から全国【370劇場 958スクリーン:字幕480/吹替え478】で一斉公開され、週末3日間で動員104万4,330人、興行収入16億1,934万円を記録。数々の日本映画史の記録を塗り替えた「アナと雪の女王」のオープニング成績も抜き、興行収入で週末オープニングNO.1スタートを切った。この成績は日本の歴代興行収入の記録を持つ「千と千尋の神隠し」のオープニング成績と比べても遜色なく、最終的に久しく出ていない興行収入200億円超えに期待が膨らむ。

 公開3日間で日本列島はスター・ウォーズ一色になる。ファンの間では聖地と称される有楽町の日劇では、5時間前からファンが集結。ほぼ全員が自身の好きなキャラクターに身を包み来場、ファン同志で親交を深める場面も。上映後は冒頭の盛り上がりとは対象的に10年ぶりの新作に感極まり、言葉を失い涙する往年のファンが目立った。

うって変ってTOHOシネマズ六本木では、劇場を完全にジャックし、18:30以降は上映作品は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のみとなる。新世代のファンが中心に集まり六本木では18:30直前に急遽、カウントダウンの大合唱が始まった。また新宿の劇場では12/19土曜日だけでギネス記録級となる史上最多52回の上映を実施。ほぼ全回が完売となる。さらに、この熱狂は全国津々浦々まで訴求する。名古屋他、全国の劇場ではポップコーンの売り上げが過去最高を記録したり、他地区では昨年、公開日の決定と共に会社に休みを申請した人が劇場に殺到。“スター・ウォーズ”お決まりの現象ではあるが、オープニングのタイトルロゴが上映された瞬間、全国の劇場で拍手喝采が鳴り響いた。また初日だけでマスコミの取材が生中継含めて全国で100媒体を超え、メディアを通しても現象が拡散された。まさに、日本全国がスター・ウォーズに熱狂し酔いしれた3日間となった。

 日本を含め、世界中の熱狂を裏付ける要素として作品の内容も高評価を得ている事が一因している。米大手映画評論サイトROTTEN TOMATOESでは12/21時点で95点を記録し、エンターテインメント大作としては異例の評価となる。またつい先日発表されたアメリカ映画協会賞では作品賞トップ10にも選ばれた。全米では早くも『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』以来の作品部門でのオスカーノミネートを予測。熱狂と確かな評価を得て、“スター・ウォーズ”イヤーは2016年にも突入する。

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執筆者

Yasuhiro Togawa