前作の初監督作品『369のメトシエラ』で『ぴあ初日映画満足度ランキング』の1位に輝き、独立系自主映画で異例の40館上映、2万人を超える観客動員数をはじき出した小林兄弟監督の7年ぶり待望の最新作『フローレンスは眠る』が 業界初のドリパスチケットチャレンジを成功させ、2016年3月5日(土)よりTOHOシネマズ日劇をメイン館として全国順次公開されることとなりました。

 本作で主演を射止めたのは500人のオーディションで選ばれた藤本涼、ヒロインの役員秘書を演じるのは、『リアル鬼ごっこ』(15 年/園子温監督) 『極道大戦争』(15 年/三池崇史監督)などの話題作に出演、2016年1月18日からフジテレビで放映が開始される月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」への出演も決定している桜井ユキ。同族会社の社長・佐藤善一郎を山本學、副社長・佐藤勇次郎を前田吟といった日本のベテラン名優が演じ、3代目新社長を宮川一朗太、副社長の長男を池内万作、次男を東幹久など安定した演技で定評のある俳優陣が脇を固めています。

 脚本は前作同様、小林兄弟によるオリジナル。独創的な時代を撃つクライム サスペンスとして見事にその才能を昇華させています。

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執筆者

Yasuhiro Togawa