アニメ界のアカデミー賞と言われるアニー賞に7部門ノミネート、2015年東京アニメアワードフェスティバルではグランプリを受賞するなど、世界中のアニメーション界を席巻し、本国アイルランドでは、“ポスト・スタジオジブリ”と称される制作会社を設立したトム・ムーア監督による話題作、『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』(原題:Song Of The Sea)が、現地時間12日(土)にベルリンで発表された第28回ヨーロピアン・フィルム・アワードにて、大ヒット作『映画 ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム』を抑えて、長編アニメ賞を受賞しました!

 本作は、全米最大の映画レビューサイト「Rotten Toatoes」でも、満足度99%という驚異の数字を獲得!
2016年夏に、YEBISU GARDEN CINEMA他にて待望の日本公開も決定(大阪はシネ・リーブル梅田)致しました。

アイルランドに伝わる神話をもとにした、海ではアザラシ、陸では人間の女性の姿をとる妖精(セルキー)の母親と、人間の父親の間に生まれた兄弟の大冒険が見事な映像美で描かれる本作を是非お見逃しなく!

<トム・ムーア監督プロフィール>
北アイルランド・ニューリー出身。
ダブリンのバリーファーモット・カレッジでアニメを学び、
1999年にポール・ヤングと共にアニメスタジオ兼制作会社
カートゥーン・サルーンを設立。初のテレビシリーズとなった
「Skunk Fu!」(2007)は、アイルランドで映画・テレビ作品に贈られる賞として
最高権威のIFTAを受賞しBCC、Cartoon Networkなど世界各国のテレビ局で放送された。
初の長編映画である、『ブレンダンとケルズの秘密』(日本未公開)は、
2010年アカデミー賞長編アニメ映画賞にノミネート。本作品は監督2作目となる。
2015年アカデミー賞長編アニメ映画賞ノミネートをはじめ、
アニメ界のアカデミー賞と言われるアニー賞に7部門ノミネート、
2015年東京アニメアワードフェスティバルグランプリ受賞、
アイルランド・アカデミー賞作品賞受賞、メルボルン国際映画祭観客賞受賞、
上海国際映画祭最優秀アニメーション賞受賞など、世界中の賞レースを席巻。
本国アイルランドでは“ポスト・スタジオジブリ”との呼び声高い新進気鋭のアニメーション監督である。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=54618

執筆者

Yasuhiro Togawa