渋谷の新たなカルチャースポット円山町にオープンして1年。コント、落語、トークライブ、映画などお送りしている様々なプログラムの中で、毎回満席の大人気企画が「町山智浩の映画塾!」です。その時のお題に合わせたゲストが、町山さんとともに熱い映画トークを繰り広げる今年最後の「映画塾!」は、時代劇・映画史研究家の春日太一さんをお迎えしての対談【春日太一&町山智浩 日本映画地獄篇第2弾!】です。wowowの「町山智浩の映画塾!」の公開収録を兼ねて行われる今回の対談では、勝新太郎の『兵隊やくざ』シリーズ9作や内田吐夢監督『宮本武蔵』全5部作などを二人が斬りまくります!また五社英雄監督の大ヒット作『鬼龍院花子の生涯』を題材に、五社監督についての著書もある春日さんが、町山さんとともに五社映画の真相に迫ります!邦画ファンはもちろんのこと、映画好きな人なら映画史的にも聞き逃せない貴重な話ばかり!12月23日(水)は祝日ということもあり、異例の2部構成の長時間怒涛のトークとなります!

■第一部  勝新太郎『兵隊やくざ』全9作!
『座頭市』に匹敵する人気シリーズなのに、春日太一の名著『天才 勝新太郎』のなかでもほとんど触れられなかったのはなぜ?
『人間の條件』とまったく同じ舞台、同じ時代を描く実話の映画化なのに、内容はまったく逆の痛快アクション・コメディ! 勝新といえば風呂!風呂場の乱闘!素晴らしい股間隠しテクニック!
毎回登場する人気女優によるマドンナがほとんど娼婦役!

■第二部 内田吐夢監督『宮本武蔵』全5部作!
数ある『武蔵』の映画化のなかでも最も強烈!「人間として高みを目指す」と言いながら殺しまくる錦之介!
町山は子どもの頃、テレビでこれを観てトラウマに! 内田監督のなかに渦巻いていたのは何か?

■五社英雄監督『鬼龍院花子の生涯』
『五社英雄 極彩色のエンターティナー』を編集した春日太一が語る裏話!
五社監督は人生のすべてをこの一本に賭けていた!
名ゼリフ「なめたらいかんぜよ!」は原作になかった! 肝心の鬼龍院花子はどこ行った?

「町山智浩の映画塾!」12月23日(祝・水)
会場:ユーロライブ 東京都渋谷区円山町1-5  KINOHAUS2階
13:00開場   第一部13:30開演  (15:30より休憩)   第二部16:00開演
登壇者:町山智浩(映画評論家)、春日太一(時代劇・映画史研究家)

■入場料金
(当日券):一般2,800円/学生2,200円/高校生1,500円/ユーロスペース会員2,500円    
(前売券):一般2,600円/学生2,000円/高校生1,300円/ユーロスペース会員2,300円
■今回は休憩をはさんでの2部構成となり、料金は1部と2部をセットとした金額です。
■全自由席/券面記載の整理番号順に入場 ◇当日券は開演1時間前より販売 
[チケット取扱い]ユーロスペース  東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 3階 
■窓口販売 12:00〜20:00   ■WEB販売 http://www.eurospace.co.jp/eurolive/
■電話予約(平日10:00〜18:00):0120-240-540(カンフェティチケットセンター)

執筆者

Yasuhiro Togawa