友情、愛、信じる心——夢を諦めないすべて人に熱いエールを贈り続けてきた『ロッキー』。シリーズ誕生から約40年、かつて死闘を繰り広げた亡き親友アポロの息子をチャンピオンにするために、あのロッキーが立ち上がる! 永遠の名作の魂<ソウル>を継ぐ新シリーズ、興奮と感動のドラマ『クリード チャンプを継ぐ男』は、12月23日に全国公開。そして今、作品賞、監督賞、編集賞の三冠に輝いた『ロッキー』以来2度目のアカデミー賞ノミネートに期待がかかる、シルベスター・スタローンに世界中の注目が集まっています。果たして、ロッキー=スタローンに再び奇跡は起きるのか!?

誰も予想しなかったこの展開をもたらした監督の魅力に迫る特別映像を、この度解禁いたします。

https://www.youtube.com/watch?v=KMCM4rmPOxs

全米で公開されるや否や、シリーズ歴代NO.1のオープニング記録を達成。米批評家サイト”Rotten Tomatoes”での観客評価は96%、世界最大のオンラインデータベース”IMDb”での評価ポイントは☆8.6と高成績! ひとりの若き監督の揺るぎない熱意とアイデアから生まれ、次の世代へと受け継がれた『クリード チャンプを継ぐ男』は、「オリジナルを超えた!」「シリーズNO.1の傑作!」と絶賛され、シルベスター・スタローンはオスカー前哨戦と言われる賞の数々を受賞&ノミネートを果たし、アカデミー賞《助演男優賞》の最有力候補に挙がっています。
目の前の男が、お前が対戦する最強の相手だ。リングの上でも、人生においても——。
ロッキーが鏡に映る自分をめがけてシャドーボクシングするアドニスに向かって放つ名言で始まる特別映像でスタローンは、「これまでにない斬新なアイデアだ。若い彼がロッキーに魅了されたのには理由があった」と、現在29歳の俊英ライアン・クーグラー監督を紹介。クーグラーは、「親父がロッキーの熱烈なファンでね、セリフも全部覚えている。親父はアスリートだった俺に、試合の前にはいつも『ロッキー2』を見せた。それでハマった。アポロは興味深い人物だから、彼の家族の物語を描きたかった」と2世代に渡っての『ロッキー』ファンを公言。サンダンス映画祭で絶賛された『フルートベール駅で』(13)で主演も務め、監督とは2度目のタッグとなるマイケル・B・ジョーダンは、「ライアンと意気投合した。楽しんで撮ればいい作品になる。彼は役者に動きを任せるんだ」と同年代ならではの意気投合ぶりを披露しています。
究極のサクセスストーリー『ロッキー』をスタローンが生み出したのは、当時彼が29歳だった頃。クーグラー監督と同じ年齢です。劇中でロッキーからアドニスへ、魂が受け継がれていくように、スタローンからクーグラー監督へ、伝説は受け継がれていくのです。「こんな物語を思いつくなんて。彼にしか出来ない。感謝しているよ」と微笑むスタローンの言葉に、本編からのロッキーの強烈なセリフが突き刺さります。「俺たちの闘志を見せつけてやるんだ。お前のリングで!」

ロッキー・バルボア=シルベスター・スタローン、賞レースのリングへ参戦!
円熟したスタローンの演技を高く評価し、アカデミー賞®ノミネートを確実視するメディアも多数あり、演技に対するレビューも激アツ! 今回ノミネートが実現すれば、《最優秀作品賞》《最優秀監督賞》《最優秀編集賞》の三冠に輝いた第1作『ロッキー』(1976年)以来の快挙!

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=54061

執筆者

Yasuhiro Togawa