原作は、ある夫婦の日常が、“奇妙な隣人”への疑惑と不安から深い闇へと引きずり込まれていく恐怖を描き、作家・綾辻行人も「展開の予想できない 実に気味の悪い(クリーピーな)物語」と絶賛した小説。『CURE キュア』、『回路』など、数々の恐怖映画を手掛け、最新作『岸辺の旅』が本年度の第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞した名匠・黒沢清監督が待望の映画化!
主演は、『ニンゲン合格』、『蟲たちの家』、『LOFT ロフト』に続き、4度目の黒沢清監督作への出演となる西島秀俊。さらに、竹内結子、川口春奈、東出昌大、藤野涼子、そして同じく黒沢監督作には『蛇の道』、『トウキョウソナタ』、『贖罪』に続き4度目となる香川照之ほか、日本映画界を代表する豪華キャストが集結。隣人の顔をも知らずに生活する現代に忍び寄る圧倒的な恐怖、日常が戦慄へと変貌する、驚愕のサスペンス・スリラーです!

【奇妙な隣人の全貌、ついに特報で解禁!】
この度、本作の待望の特報が完成いたしました!特報では、本作の最重要シーンでもある、西島秀俊演じる高倉が引っ越した先の隣に住む、中学生の娘・澪(藤野涼子)が、怯えた表情で訴える「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です。」という衝撃的なセリフと共に始まり、澪の父・西野を演じる香川照之の、不気味な笑顔に思わず背筋がゾクゾク!“奇妙な隣人”の怪演に身が凍ります!特報のクライマックスでは、段々と早くなる奇怪音と共に、高倉の妻・康子(竹内結子)が崩れ落ちる様子、一家失踪事件の生き残りである早紀(川口春奈)の“何か”に怯える表情、高倉の元同僚刑事・野上(東出昌大)の恐ろしい形相が次々と映し出され、それぞれのキャストが深い闇へ引きずり込まれていきます!最後は、ドアから一瞬覗く目がこちらを凝視!黒沢監督の真骨頂といえるサスペンス・スリラーの圧倒的な恐怖を感じさせる特報となっています!

特報::https://www.youtube.com/watch?v=O6cqACO8QFU

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執筆者

Yasuhiro Togawa